カーニバルが町にやって来た！！

今年もやって来ました、オランダ南部のカーニバル！！！皆さん、大いに盛り上がりましたよ！！！と言いたいところですが、ただいま毎日雨、雨、雨続きのオランダ。よくもまあここまでしつこく降るもんだと逆に感心しております。この時期はいつも一年を通じて一番寒い季節なのですが、雨のおかげ（？）で寒さが和らぎ、毎日気温１０度くらいを保っています。そして今年は例になく、インフルエンザが蔓延中。今日、子供ニュースで言っていましたが、毎年子供一万人のうち２００人がインフルエンザにかかるのに対し、今年は１６００人がかかっているとか。通常の８倍です！こりゃ大変と、テレビ局が小児科の医師に対応策をインタビューしてましたが＜手洗いが一番効果的。＞と、ド素人でも分かるアドバイスを誇り高くおっしゃっておりました。さっさと画面から消えてください！いや、学校で咳をしてる子供にはマスクさせようよ！！といっても、オランダのドラックストアにはマスクは売っていません。

なので今からオランダに来る方はぜひぜひ体調にご注意ください。うがい薬を持参されて、ホテルでも手洗い、うがいをお忘れなく！

話は戻って、今年もオランダ南部限定、カーニバルの季節がやって来ました！！キリスト教のカトリック系でのみ行われるカーニバル。オランダ北部はプロテスタント系なので行われません。このカーニバルは毎年イースターの４３日前に行われます。中途半端な日数ですが、それがキリスト教の決まりらしく、庶民の、しかもキリスト教でない私には残念ながらどうしようもありません。

今年は去る２月６日から９日にかけて行われました。この間は南部のホテルは予約が難しくなるとのこと。また２月８日から一週間、子供達はカーニバル休暇で学校はお休みです。休暇になる前の金曜日（２月５日）には我が子が通う小学校でもでカーニバル祭りもありました。

これはスターウォーズのカイロ・レンとかいうキャラクターになった息子と友達のアルトゥー君。日本が大好きなアルトゥー君は日本のサムライだそうです。

これは私の町のカーニバル行列の様子。今年は2月6日に行われました。

今年はなぜかこのような田舎町にテレビ局がカーニバルの様子を取材に来てました！！

老いも若きも寒さ、強風、雨に負けず、カーニバルを楽しんでおります。私の町の近くにスヘルトーヘンボス（'s -Hertogenbosch）という都市がありますが、そこにはカーニバルの週末が明けた月曜日（今年は２月８日）に、近隣都市から優秀作として市民に選ばれたカーニバル行列に参加したグループが集まるとかでこの地域最大のカーニバルの行列が行われるため、一番盛り上がるそうです。観光客の方にはお勧めと私の友達から聞きました。オランダのカーニバルは寒い季節に行われるため、ブラジルのリオのカーニバルほどヌードに近い服装はできませんが、皆、恥をかき捨てて子供に返った様に盛り上がるので見ていてとても面白いです。もし興味のある方はぜひここ、オランダ南部までぜひ足を延ばしてみてください。

観光客の方にピッタリなカーニバル行列が行われるスヘルトーヘンボスへの行き方をご紹介しておきます。

＜アムステルダム中央駅からの場合。＞

① ナイメーゲン（Nijmegen）行きのインターシティ電車に乗り、ユトレヒト（Utrecht）で乗り換え。その後、ヘーレン（Heerlen）行きのインターシティ電車に乗ると次の駅がスヘルトーヘンボス。

② マーストリヒト（Maastricht）行きのインターシティー電車に乗った場合は、スヘルトーヘンボスまで乗り換えなしで行くことができます。

＜オランダ、スキポール空港からの場合。＞

① ナイメーゲン（Nijmegen）行きのインターシティ電車に乗り、ユトレヒト（Utrecht）で乗り換え。その後、マーストリヒト（Maastricht）行きのインターシティー電車に乗り換えて次の駅がスヘルトーヘンボス。

② ヘーレン（Heerlen）行きのインターシティー電車に乗った場合は、スヘルトーヘンボスまで乗り換えなしで行くことができます。

どのパターンも所要時間は約１時間です。