知って役立つオランダの交通標識(その②)

公開日 : 2016年04月21日
最終更新 :

さぁ、前回に引き続き今回もオランダの交通標識について講義いたします。皆さんにオランダ旅行中にまるでレーサーのようにかっ飛ばしてもらわなければなりませんから!

まずこれを見てください。

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これは<ここは住宅街で子供達が道路で遊んでいる可能性がありますからゆっくり走ってね。>と注意を呼びかける標識。速度規制は書かれてありませんが、通常速度30キロで走るようになっています。いきなりボールとともに子供達が飛び出してくる可能性があるのでお気を付けください。

次にこれ。

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オランダと言えば家に車庫を持っていない人の方が多く、かなりの車が路上駐車しています。しかしこの上の標識は<路上駐車禁止>のマーク、また下の<zone30>というのは<速度30キロで走ってね。>の意味。もちろんこの<30>が<50>になっていたり<60>になっていたりと変わりますが、意味は同じで、そこに書かれている速度で走らなければなりません。つまり、この区域は<駐車禁止、及び速度30キロ走行>という意味です。ちなみに私は以前、用事があった場所にこのマークがあったため、旦那だけ用足しに行かせ、自分は車の中で待機していました。すると警察が来て<ここは駐車禁止ですよ。>と言って罰金を取る準備をしたので<駐車じゃないよ、停止だよ。エンジンもかかったままだし、いつでも発進できるように私が待機してるじゃん。(天使の笑顔、二コッ!)>と対応したところ、そう切り返されたのは初めてだったのか、<次からは一応止めないで。(ニヤリ)>と言って去っていきました!私の図々しさが功を成したのか、それとも天使の笑顔を功を成したのかは分かりませんが、とりあえず罰金は免れました!!ブラボー!ちょっと控えめの方はマネしないでいただきたいのですが、最悪の場合に備えて対応策の例を示してみました。どうでしょうか?ちなみにこの報告を聞いた旦那が<警察相手にすごいね。。。>と恐ろしげな眼で私を見たことは言うまでもありません。

次のこれは<行き止まり>の標識。

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次のこの標識、オランダ中を旅していると頻繁に見かけます。

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実はこれ、自転車用の標識。オランダは休暇に自転車を持っていくことは頻繁に行われます。そして自転車大国らしく、自転車用の地図まで販売されています。その自転車用道路にも一つ一つ番号が決められているんです。(日本でいえば国道~線というような感じ。)その自転車道路用の標識です。車を運転する方には関係ありませんが、オランダらしい標識なのでご紹介しました。

最後にこの標識。

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これも日本では見かけません。オランダには日本と同様、雨水を綺麗にして生活用水として利用する上水道と生活汚水を綺麗にする下水道があります。これらはオランダ国土どこにでもあるのですが、一部の区域によっては下水道のみ設置されているところもあります。この標識は<この地域は上水道がないため、地面の上にたまった水分が直接地面に吸収されて利用されるよ。>という意味のもの。

よってこの地域で、例えば車のオイルが漏れているのを放置したり、道路沿いで車を洗車したりするととんでもない罰金が科せられます。駐車違反のレベルではありません。ご注意ください!この地域は特別環境保全に厳しいと言えるでしょう。

以上、二回にわたりまして行いました<オランダ、交通ルール>でした!皆さん、どうかオランダでのドライブをお楽しみください!

お題<交通標識>

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