ゴッホゆかりの地、Nuenen(ニューネン)

公開日 : 2016年05月29日
最終更新 :

今日はまたどんより雲のオランダです。季節が例年よりも1か月遅れています。来月はお日様がもっと頑張ることを願っています。

さて、今回は我が町Geldrop(ヒェルドロップ)の隣町、Nuenen(ニューネン)についてご紹介します。

この町はEindhoven(アイントホーヘン)のベットタウンのような町で、若い家族から年配の方たちまで人気の町です。

この町は、実はオランダの有名な画家、ビンセント=ファン=ゴッホが1883年から1885年の間に住んでいた町なのです。ゴッホの父親が仕事でこの町に移り住み、ゴッホも一時的にここに住んでいました。この町で農民の生活の様子を描いたたくさんのスケッチが残されています。それの中で一番代表的な作品がこの<ジャガイモを食べる人々(De aardappleter アーダポルエイター)>。

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このNuenenの町にはゴッホがスケッチした建物が今でも残されています。例えばこのような風車や水車、家屋もそうです。

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町の中心にはこのように<ジャガイモを食べる人々>の銅像が飾られています。

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これがゴッホ家族の住んでいた家。

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アムステルダムにもゴッホ美術館があり、規模はそちらの方が大きいですが、このNuenenの美術館もとても興味深くゴッホの人生を紹介しています。

美術館に入ると、まずゴッホの母親や父親、ゴッホの人生を関わった人達のCG肖像画があり、その肖像画がゴッホのことについて話し出します。

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美術館の小さな中庭はこのようにゴッホの作品が飾られています。

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またこれはゴッホの絵画と、描かれている現在の建物を両方を紹介しています。

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このように小さい美術館ながらにとても充実した内容の美術館となっています。しかも最近日本人のツアー客がやって来るようになったということで、日本語のオーディオガイドも完備されています。

皆さんも一度、このゴッホのゆかりの地を訪れてみませんか?

※アイントホーヘン駅からニューネンへの行き方

アイントホーヘン駅のバス停で21番バス(Gerwen行き)に乗車、バス停Geldropsedijk(ヒェルドロップスデイク)で降車、ニューネン中心地まで徒歩8分。料金は1ユーロ93セント。

他にもニューネン行きのバスはありますが、21番バスが徒歩の時間が一番短いです。

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