ヘザーで埋めつくされる国立公園、Strabrechtse Heide !!

公開日 : 2017年08月30日
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こんにちは!子供達の夏休みも終わり、やっと落ち着いた時間が取れるようになったためブログ更新をしております。今年のオランダは冷夏で、ちょうど果物が実る時期に雨が多かったため、果物の値段が高騰するであろうという予測がされています。私の庭にあるブルーベリーの実りも全くなし!夏日が2,3日続いたかと思えばその次の日は気温19度などザラにあるオランダの夏。今年はそれが激しくて逆に体力を使います。オランダを旅行中の方も服装に気を遣われたんじゃないでしょうか?9月になれば早々と秋が始まりますのでそれまで太陽の出る日はなるべく外に出て体力を培っておこうと思っております。

さて、今回は私が住んでいる近くにある国立公園についてご紹介します。その名前は<Strabrechtse Heide  ストラブレヒツ ヘイド>。この公園の一番きれいな季節がまさに今なんです。それはこの紫色の花のおかげ!

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ヘザーです!日本では<エリカ>と呼ばれることもあるそうですね。私は小学生の時に有名なエミリー・ブロンテの長編小説<嵐が丘>という本を母に勧められて読んだのですが、その舞台であるイギリスのヨークシャーのムーア地帯が8月から9月にかけてこのヘザーで埋めつくされるとありました。一度見てみたいと思っていましたが、まさかこんな近くで見ることが出来るとは思っていませんでした。どんよりした気候がヨークシャーと似ているんでしょうか!?(それは嫌だ...)

しかも今はまだミツバチがハチミツを作るために盛んに活動している時期。この花の蜜で作られたハチミツはとてもおいしいんです!今までオランダの気候について色々文句を言ってきましたが(笑)、オランダは本当に色んな種類の花が咲きます。よってミツバチがどの時期にどの花の蜜でハチミツを作ったかで、もちろんハチミツ自体の味も色も変わってきます。

この花の他にもこの公園にはこのような池があり、オランダではあまり目にすることのないカエル達もいます。

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私の娘も大喜びしてカエルを追いかけ回していました!私の日本の実家の周りには田んぼがたくさんあって、夏になるとトカゲやカエルやヘビをよく見かけていたので私にとっては珍しくも何ともないのですが、オランダでは滅多に見かけないし、カエルの卵などを偶然見つけると学校に持ってきてみんなに見せたがる子供達も多いので、オランダの子供にとっては宝物を探し当てたように珍しいことのようです。カエルもここではヒーロー、良かったな~カエル!(笑)ヘビもいないので食われる心配もなしっ!!

しかし残念ながらここは保護されている国立公園。よって公共交通機関はこの近くまで通っていません。もしご興味を持たれた方はコメントにてご連絡ください。行き方をお知らせします。

また国立公園ということで花を摘んだり、木を折ったり何かを持ち帰ったりすることは禁じられています。時々自然に実っているブラックベリーなども見かけるのですが、ここにあるものはすべてここに住む動物専用となっているため摘んだりしないよう、気を付けてくださいね!

ここからこの公園の全体の映像を見ることが出来ます。<Bekijk het filmpje>と書いてあるところをクリックしてください!

https://www.staatsbosbeheer.nl/natuurgebieden/heeze-leende

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