夏の終わりを告げるブラックベリー
今年のイギリスの夏は始まるのは遅かったのですが、その分、夏は長く続いています。37℃を記録した去年の夏でしたが、今頃はもうすっかり秋。服もトレンチコートなども着ていたと思います。
今年はまだ暑い日が続いていて来週はまた28℃という予報も。やっぱり夏が長いのは嬉しい!!
前回の記事で果物を紹介したと思うのですが、夏の終わりの時期に最盛期を迎えるブラックベリーが今、イギリス中で生い茂っています。
ブラックベリーはこんな感じの見た目です。バラ科の植物である為、鋭いトゲがあるのが特徴。
近くで見るとこのように実がなっています。↓ 緑の実から赤くなり、食べ頃は黒い実です。トゲがいっぱいあるのが見えますか?これに相当気をつけないと服を引っ掛けたり、指を怪我したりしてしまいます。私の場合、注意しているつもりでもついつい採るのに夢中になって引っ掛けてしまうのですが...(笑)。
あとブラックベリー狩りの時に気を付けないといけないことがあります。↓
『ネトルーnettle』という紫蘇に似たこの葉っぱです。日本語では『イラクサ』と呼ぶようです。ブラックベリーの木の下にはいっぱいのネトルが生えているんです。でもなぜこれに気を付けないといけないのかと言うと葉っぱと茎にトゲがいっぱいあるんです!このトゲが痛くて、触れてしまうとビリビリしびれるような痛みが数時間、人によってはもっと長く続くんです。私も2回程失敗してしまい痛い目に遭いました。
水で流せば治るかも?って手洗いしてみても治りません(泣)。しばらくは我慢するしかありません~(泣)。
イギリス人の知人が日本で初めて紫蘇の葉っぱを見た時に「日本人はなぜあんな痛いネトルの葉っぱを食べるのか?」とビックリしたそうです(笑)。
このようにトゲやらネトルやら気を付けないといけないことはあるのですが、やっぱり収穫できるのって嬉しい!!タッパー持参で採りました。
左が野生で採れた物、右がスーパーで買った物↓。野生のものは買ったものに比べるとだいぶ小さいのですが、本当にたくさんなっていますので、いっぱい収穫できちゃいます。しかも無料で採れちゃうなんて素敵!
私は自分で収穫した物はそのまま食べるのはもちろん、ジャムにしたり、マフィンなどのお菓子作りにも使ったりします。その場合はむしろスーパーで買った大きい実よりも小さい野生のものの方がピッタリサイズ。
たくさん採れた時には冷凍しておけば長期間保存できますし、必要な分だけサッといつでも使えてとっても便利です。我が家の冷凍庫には常にブラックベリーが保存されています。ブラックベリー狩りはこの時期の楽しみのひとつです!ぜひ周りにブラックベリーの木がないか探してみてくださいね。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。