チャールズ皇太子とカミラ夫人がイーリーを訪問されました。

公開日 : 2018年11月30日
最終更新 :
筆者 : 岡野 愛

 去る11月27日、チャールズ皇太子とカミラ夫人がイーリーを訪問されました。1週間くらい前にある程度の予定も知らされており、お二人はイーリー大聖堂のステンドグラスミュージアム、The Thomas Parson's Charity almshousesと言う15世紀からチャリティーで運営されている50歳以上のリタイアされている方が住まわれている集合住宅への訪問、POETS HOUSEというホテルでのレセプション、そしてファーマーズマーケットへ行くスケジュールでした。私は11時までは外せない予定が入っていた為、時間を予測してファーマーズマーケットに焦点を絞って行くことにしました。

 いつものイーリーとは違った雰囲気。警察官や警備員も多く、何ヶ所の道は閉鎖されて車は通行止めになっていました。

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 警察の方に大体何時くらいにファーマーズマーケットに来るのか聞くと12時過ぎになるとのこと。その時点では11時20分くらいだったので待つことにしました。でも12時になっても一向に来ず・・・。熱狂的なチャールズファンの隣にいた女性が彼がどれだけすごいのかと熱弁していました(笑)。「彼はプラスティックというものを失くすべきだ!と35年前から言っていたのよ!!なんて素晴らしいの!」確かにチャールズはオーガニックファームを持つなど、環境に対して意識が高いと有名ですね。

 この日に限ってすごく寒い日で足から冷えが伝わってきて。3歳の娘も飽きてしまい、「お家に帰りたい~!」と言い始めてしまって・・・。←日本語で言っていたのが救い(笑)。私も何度も心折れそうになりましたが、お迎えする為にこのユニオンジャックの旗が配布されると娘は大喜びで今までのグズリが嘘のように変わってご機嫌に。その後はとっても楽しく待つことができました。

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 お二人の登場!!なんと13時40分くらいで2時間以上待ちました。

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 私がいた場所にはお二人があまりにもすぐにいらっしゃって慌ててしまいました~。でもこれだけ待ったおかげで最前列にいたので、握手、そしてお話までさせていただくことができました。私が日本人であることをお話すると、「ここで働いているのですか?」と言う質問を受け、「イーリーに住んでいます。」とお答えしました。お世辞だと思いますが、私の英語を褒めてくださいました。皇太子の手は肉厚で温かかったです。

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 その後すぐにカミラ夫人もいらっしゃって握手していただきました。娘はお気に入りでいつも被っている帽子を「I like your hat!」と褒めていただき、娘の頭を撫でてくださいました。3歳なのですがとても喜んでいて「また会いたい!」と言っています(笑)。とても気さくな方でした。

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 ファーマーズマーケットの方とお話をしたり、試食や試飲されて購入もされていました。そして私が注目していたのはお二人のファッション!皇太子はベージュのコート、コートの下にはグレーのダブルスーツでした。世界のファッショニスタのカリスマでもあるチャールズ皇太子のスタイルはあいかわらず素敵でした。残念ながら靴はズボンに隠れてしっかりと見えなかったのですが、おそらく古い物を大切にして何十年にもわたって修理して履き続けている靴だと思われます。そういった皇太子の物を大切にする考えが改めて評価されているのだと聞きました。カミラ夫人の色鮮やかなブルーのコートも袖に刺繍が入っていて、黒のロングブーツに合わせてこちらもオシャレでした。

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 やはり街の人々もお二人がいらっしゃるということでスマフォやカメラで記念撮影。やはりイギリス人でもこんな近くでお会いできる機会はなかなか無いですものね

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 こちらの写真はカメラを頭上にして撮ったのでブレてしまっていますが、お二人が見えますでしょうか?↓ 写真上部にイーリー大聖堂の一部も見えます。

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 今までのことや、噂もあってあまり評判が良くないお二人ですが、やはりお会いしてお話もさせていただいて私も印象がだいぶ変わりました。ママ友のお母様が先に紹介したThe Thomas Parson's Charity almshousesに住まわれているということでホテルでの食事会でご夫妻と一緒になられたそうです。全く偉そうな雰囲気も無く、とてもフレンドリーだったことも後日聞きました。将来は王様となり、これからも英国の象徴となられるお二人。いつまでもお元気でいて欲しいなと思う今回のイーリー訪問でした。

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