PCR検査を受けました。

公開日 : 2020年11月22日
最終更新 :
筆者 : 岡野 愛

お久しぶりです。イギリスはもうすっかり寒くなり冬のような日々が続いています。2020年3月からロックダウンになり学校も半年間なく、180度変わってしまったような生活でした。もちろん心配も多いのですが、9月からは学校も始まりその時に比べれば通常の生活に近くなり子供たちが先生や友達と一緒に過ごすことの大切さ、そして普通の生活を送るのことができるありがたさを痛感しています。

イギリスではここ数ヵ月間で爆発的に感染者が増え、1日平均2万人以上という状況です。それにはもちろん第1波のときと比べてPCR検査の検査数が1日で30万ということもあると思います。ただ死者数も日に日に増加しているのがとても心配です。

そして先日私宛にある1通の手紙が届きました。

PCR検査①.jpg

Imperial College LondonとNHS(National Health Service)=イギリス政府が運営する国民保険サービスの共同で国民の中から無作為に選び調査を行っているようです。それならばぜひ協力したいということで申し込みをしました。すべてインターネットで予約でき、2日後には写真のようなキットが届きました。

PCR検査②.jpg

最初にこの棒を喉の奥の方に擦りつけ、そのあとに2.5cmほどを鼻にも入れてコンテナに入れて完了です。喉に入れるときは少し苦しかったのですが、大きな問題なくできました。先に回収日をネットで予約しておくと家のドアまで取りに来てくれるというシステムです。

そして2日後にメールで結果が届きました。印でつけた「Nagative(陰性)」の文字を見てホッとしました。

結果.jpg

自覚症状はなかったものの、無症状も多いのがこのコロナの怖いところ。やはり結果を見るまではドキドキもありました。

周りでも症状があってPCR検査を受けている人も多く、とても身近な存在になりつつあります。イギリスは検査はもちろん無料ですし、日本に比べると受けやすいのはありがたいです。子供でもこのように研究のために選ばれることもあると聞きました。また、これはあくまで現在コロナに感染しているかどうかの検査ですが、知り合いにはこのようなパターンで抗体検査を受けた人もいます。

日本では第3波が来ていることを考えると第2波の真っ最中であるイギリスはまた第3波もあるのかもしれないと考えると非常に心配ですが、とにかく自分ができることをやっていくことのみだと思っています。そして1日でも早く、ワクチンが受けられる状況になることを祈ります。そして医療従事者、キーワーカー(生活に必要な業種で働く方々=スーパーの店員さん、ドライバー、学校の先生方など)に感謝する毎日です。

日本も心配な状況です。皆様くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

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