子供の育つ環境

公開日 : 2012年11月23日
最終更新 :

いよいよ、11月も後半に入り、

フィレンツェも寒くなって来ました。

とはいえ、8度から17度あたりをうろうろ。

 厚めのダウンを着たりすると汗が流れ・・・

とにもかくにも調整しやすい服装が一番ですね。

さて、特派員記者に向けて毎月頂くお題・・・

今月は「子育て環境」。

 フィレンツェならではの情報といえば・・・!

中心地にあるプレナタルという子供服やマタニティ用品、おもちゃ専門店に

「オムツ替え台」があるということでしょうか!?

DSCF5338.JPG

あと、オムツ替え台があるのを思い出すのは、

 行動範囲が小さいだけかもしれませんが

バスや車でしか行けないIKEA・・・。

 娘が小さい時、トイレの個室の中で荷物を床に置いて

どうにかこうにかオムツ替えをしていたのを懐かしく思い出します。。。

 オムツ替えに関してはかな〜り悲しい現実のイタリアではありますが、

全国一貫して言えるのは、「子供を大事にしている」国です。

まずは、家族間だけでなく、彼らへの賛辞は、それはもうシャワーの様に

日々浴びせられます。

 街を歩けば、誰もが立ち止まって

「Bellina!!ベッリーナ!(女児に)可愛い〜」

(表現がちょっとフィレンツェ人特有かも)

男児には「Bellino!!」

「Tesoro!テゾーロ!(宝物〜)」

「Amore mio!!アモーレミーオ(愛しき人)」

と、大絶賛。

もちろん、家の中でもバッボ達(父親)がしみじみと

「こんなに可愛い子のパパだなんてなんて幸せだ!」

マンマ達も

「何でこんなに可愛い子が生まれて来たんだろう!?」

と、これまた大絶賛。

それを一日中言われ続けるのですから、子供達は

「僕は(私は)宝物なんだ」

という意識があって、自己肯定力がとても高いのです。

これが暴走して「過保護」とも言われて

成人してもなかなか自立出来ない人々も多いのですが、

この、誰にも抗う事の出来ない経済的不景気の中、

せめて、心の中を裕福に過ごせている感のある

イタリア人はこれから強みを見せてくれるのではないか・・・

と、陰から旗を振って応援している私です。

あと、中学校に上がるまでは、家と学校は保護者が必ず送迎します。

これも、「誰かからしっかり守られている」という安心感を生むのかもしれませんね。

 イタリアにご旅行中に、お子さんを褒められたら・・・・

皆様自身が褒められたら、そうでしょう!?という顔をして、

「ありがとう!!」と思い切り御礼を言って下さいね〜♡

Prenatal(プレナタル)

Via de' Brunelleschi 22 , 50123 Firenze

TEL 055213006

営業時間 月〜土 10時〜13時半、15時〜19時半

              日曜日  11時〜19時半

"世界各地の子育て環境"

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