夜のフィレンツェで堪能する日本のマンドリン・アンサンブルコンサート

公開日 : 2013年08月21日
最終更新 :

一気に涼しくなったフィレンツェです。

夜の9時過ぎに外に出ると、

ぶるっと身震いしてしまうくらい。

これからこちらにお出かけの皆さんは是非上着のご用意を!

さて、そんな凌ぎやすくなった夏の夜に、

日本からのステキなアンサンブルがやってくるという

知らせを受けました。

 率いるのは大西順子さん。

「エル・シエナ・マンドリン・アンサンブル」という

マンドリン、マンドセロ、マンドラ、マンドローネ、

ギター、コントラバスなどの弦楽器で24名から

構成されているプロの音楽家集団。

1970年代に大西順子さんが

「関西マンドリンアンサンブル」のメンバーとして

シエナでコンサートをされた際に、シエナの市長さんから

「セレナータ・ア・シエナ」(シエナへのセレナーデ)

というピアノようの楽譜を特別に寄贈されたことで

彼女とシエナとの強い絆が出来たそうです。

オーケストラにつけられた、

エル・シエナという名前も、

美しい都市への愛情と憧れ

からきているのだとか・・・。

今回のコンサートの実現も、シエナのオーケストラと

シエナの自治体の友好と後援により実現しました。

お互いの深い愛情から生まれた、

心温まるエピソードです。

コンサート会場は下町にある、外観もすっきり美しい

サントスピリト教会!

8月27日(火曜日)の21時15分開演で、

入場料は無料。

elle siena.jpg

神聖で美しい教会内で、

弦楽器の優しい音色のモーツァルト、シューベルト、ヴェルディの他に

日本人作曲の「細川ガラシャ」も演奏されるとかで、

この日にフィレンツェにおられる方は是非覗いてみて頂きたいコンサートです。

elle siena mandolin esnsemble chiba giappone concert_2009.jpg

美しい音色を聞きながらこの夏の思い出を

たぐり寄せてみられてはいかがでしょうか?

ちなみに、8月24日の土曜日にもシエナの

サンタ・マリア・イン・ポルティコ教会で

同じく21時15分開演でコンサートが行われるそうです。

 この日にシエナにいらっしゃる方も是非☆

今日8月21日の満月の様子を書いた

こちらもよかったら覗いて下さいね♪

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