フランスの小さな村を訪ねてみたくなる魔法をお伝えします。
題名を見て
「イタリアのフィレンツェのブログなのになぜフランス?」
と、思った方もおられるでしょう・・・。
私だけでなく周りの友人の間で
フランスの小さな村のことで
頭がいっぱいになってしまう、
魔法のブログが今大人気でして・・・☆
可愛らしい村のその佇まいや、
そこで「丁寧に生活」している様子や、
ダイナミックで泣けて来るような自然の美しさや、
クスッと笑ってしまうフランス人のユーモア・・・
そして、一般家庭のゲストルームを宿泊に提供してくれる、
シャンブルドットの紹介も豊富で、読んでいると、
フランスの村を訪ねて行きたくなってしまうのです。
そのブログがコチラ、
見て頂ければ解るのですが、
毎回ため息が出てしまう程の美しい写真の数々・・・・。
一回のブログに使われる写真の量も
見応えたっぷり。
そして、引き込まれるような木蓮さんの語り口に、
いつのまにか心はフランスの小さな村へ・・・☆
今回は思い切って木蓮さんに、日頃ブログを読んでいて
気になっている事を伺わせて頂きました!
> Q1 フランスの小さな村を本当に魅力的にご紹介されていますが、
> それを伝えようと思われたきっかけを教えて下さい。
昔、「フランス」というだけで、
何の意味もなく憧れ、エッフェル塔に憧れ・・・、
「パリ」と聞いただけで、心がわくわくしていました。
私と同じ気持ちを持たれたことがある方、
案外いらっしゃるのでは?と思います。
20年前、初めてフランスの地を踏んだ私。
何もかもが美しく、オルセー美術館では素晴らしい芸術を堪能、
ブランドショップに溜息をつき、
クリスマス前のシャンゼリゼ通りのイルミネーションに、ただただ感動!
「フランスに住んでみたい!」
心からそう思った瞬間でもありました。
しかし、その憧れとはうらはらに、
フランス語は全く話せず、
パリで散々嫌な思いをしたことも確か。
パリのとある有名ショップで働く日本女性に、鼻でせせら笑われ、
大きな百貨店では、店員さんに無視され、
パリの冷たさも嫌というほど知りました。
しかし、10年前から、インテリアの仕事に就き、
アンティークの買い付けのため、再度フランスへ。
ここでも、タクシーにぼったくられ、
メトロから出れなくなり、インフォメーションで、
必死で英語で話しかけても、
相手にしてもらえず、
ありえないような失敗を幾たびも重ねました。
そんな傷心の私が、パリを離れ、少しずつ、
フランスの田舎を訪れるようになりました。
プロヴァンスの美しいラベンダー畑、
ボルドー近郊のブドウ畑、ミディピレネ―地方のおとぎの国、
その雄大な景色を見るにつけ、
『本当のフランスの景色は、パリではないんだ!』
と思うようになっていきました。
また、フランスの田舎の人々は、本当に温かい!
たった一言、「Merci(ありがとう)」と言えば、
にこっと笑顔を返してくれるのです。
人生の転機は、6年前の夫との出会いでした。
夫が住んでいた「オーヴェルニュ地方」の美しい景色。
山の上から眺めるオレンジの屋根。毎朝聞こえる鳥のさえずり。
大地の恵みである果物や野菜にあふれ、
自然と暮らす素晴らしさを愛するようになりました。
また、3年前に胃癌で亡くなった父が、よく水彩画を描いていました。
その頃の父には、すでに、フランスに来る体力が残されていなかったので、
私が、たくさんの写真を撮り、
何とか絵を描いてほしいと、父にプレゼントしていたのです。
そんな時、いつも決まって、
「こんな場所が、一度でいいから見てみたかったな~」と、
感動して眺めている景色はすべて、
名前も知られていないようなフランスの小さな田舎のものでした。
そんな経緯から
「フランスのド田舎に住む私が、フランスの小さな村の魅力を伝えたい!」
と、強く思うようになったのです。
>
> Q2 どの写真を見ても「ハッ」するほど美しいのですが、
> 撮影をされる時に心がけておられることなどはありますか?
私が見たまま、感じたままを伝えたい!
と、心から思い、シャッターを切っています。
例えば、その季節にしか咲かない花、
ふと、「くすっ」と笑ってしまうようなもの、
人々の暮らしなど、フランスのありのままの姿を、私の目を通して、
お届けしたいと願っています。
> Q3 一日で一番好きなひとときは?それはどうしてですか?
夕陽が落ちる瞬間。
日本の都会に住んでいた私には、
信じられないほど空が広いんです。
空を遮るものは、山のみ。
太陽と反対側の雲まで、
美しくピンクに染まり、得もいわれぬグラデーションを
眺めていると、心の底から、「美しい」と感じます。
> Q4 今、「フランスの小さな村ファン」が急増していますが、
> 実際にパリ以外の小さな村への旅デビューをする時の心構えや、
> 特にお勧めの村などがあれば教えて下さい。
心構えとして。
フランスは、日本と違い、日曜日、お店は
ほとんど休みですし、コンビニもなく、
夜7時にもなれば、飲食店以外のお店は閉まります。
また、交通も不便です。
都会に求めるものは、一切ありません。
普段の生活を忘れ、自然の美しさ、
ゆったりとした時間の流れを感じるつもりで、
旅して欲しいと思います。
あと、人とすれ違うとき、
Bonjour !と言うと、とても気持ちよく、村の中を廻れると思います。
お勧めの村ですが、決められません!(笑)
日本の方のお好きなプロヴァンスはもちろん、
私の住むオーヴェルニュ地方の「Le Puy en Velay」や、
ミディ・ピレネー地方の「Saint-Cirq Lapopie」、
リムザン地方の「Collonges-la-Rouge」などは、
パリや日本では、全く見られない素晴らしい景観が眺められますので、
「小さな村」初心者の方には、お勧めです。
> Q5 最後にまだフランスの小さな村を旅した事がない方々に
> メッセージがあればお願いします。
とにかく、一度、「フランスの小さな村」を、旅してみて欲しいなと思っています。
可愛いシャンブルドットなども、たくさん紹介しています。
「もう、何度もフランスに行ったことがある!」という、あなたにこそ、
訪れて欲しい村を、たくさんご紹介しているので、
是非一度、私のHPやブログに遊びにきてくださいね!
いかがでしたか?
愛情たっぷりに日常、そして旅した小さな町たちを
紹介されている様子を読むと、どこに住んでいる人にも
何か小さな発見をさせてくれるんです。
私はこのブログを知ってから、
今住んでいる町をさらに愛するようになりました。
見方を変えれば可愛い、素敵な所が沢山ある事に気付いて、
大きなプレゼントをして貰ったのを感じます。
騙されたと思ってブログを覗いてみて下さい。
皆さんも今住んでいる場所を
新たに見つめ直せるきっかけになると思いますよ☆
この6月に産声を上げたホームページには、
木蓮さんが住まれるオーヴェルニュを中心に、
各地方の為になる情報がたっぷりで
旅行ですぐにでも使いたいフランス語講座や、
雑貨やガーデニング好きの方にお勧めの村など
目的に合わせて楽しめるのです。
一度覗くと「あれも、これも」見たくなってしまう
フランス好きにはたまらない内容!!!
是非コチラに遊びに行ってみて下さいね!
FeceBookでも日々更新されていて、
木蓮さんを含めた3人のナビゲーターが
盛り上げておられるのが楽しいページです。
アカウントがなくてももちろんご覧いただけます☆
コチラからどうぞ♪
フランス・オーヴェルニュに行く前に車の運転の練習も兼ねて
写真機を抱え、トスカーナや近隣の県の「小さな村」の魅力を探りに
少し遠出をしたい・・・と密かに思っている私です。
【記載内容について】
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