フランスの小さな村を訪ねてみたくなる魔法をお伝えします。

公開日 : 2013年10月01日
最終更新 :

題名を見て

「イタリアのフィレンツェのブログなのになぜフランス?」

と、思った方もおられるでしょう・・・。

 私だけでなく周りの友人の間で

フランスの小さな村のことで

頭がいっぱいになってしまう、

魔法のブログが今大人気でして・・・☆

可愛らしい村のその佇まいや、

そこで「丁寧に生活」している様子や、

ダイナミックで泣けて来るような自然の美しさや、

クスッと笑ってしまうフランス人のユーモア・・・

そして、一般家庭のゲストルームを宿泊に提供してくれる、

シャンブルドットの紹介も豊富で、読んでいると、

フランスの村を訪ねて行きたくなってしまうのです。

 そのブログがコチラ、

見て頂ければ解るのですが、

毎回ため息が出てしまう程の美しい写真の数々・・・・。

一回のブログに使われる写真の量も

見応えたっぷり。

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そして、引き込まれるような木蓮さんの語り口に、

いつのまにか心はフランスの小さな村へ・・・☆

 今回は思い切って木蓮さんに、日頃ブログを読んでいて

気になっている事を伺わせて頂きました!

> Q1 フランスの小さな村を本当に魅力的にご紹介されていますが、

> それを伝えようと思われたきっかけを教えて下さい。

昔、「フランス」というだけで、

何の意味もなく憧れ、エッフェル塔に憧れ・・・、

「パリ」と聞いただけで、心がわくわくしていました。

私と同じ気持ちを持たれたことがある方、

案外いらっしゃるのでは?と思います。

20年前、初めてフランスの地を踏んだ私。

何もかもが美しく、オルセー美術館では素晴らしい芸術を堪能、

ブランドショップに溜息をつき、

クリスマス前のシャンゼリゼ通りのイルミネーションに、ただただ感動!

「フランスに住んでみたい!」

心からそう思った瞬間でもありました。

しかし、その憧れとはうらはらに、

フランス語は全く話せず、

パリで散々嫌な思いをしたことも確か。

パリのとある有名ショップで働く日本女性に、鼻でせせら笑われ、

大きな百貨店では、店員さんに無視され、

パリの冷たさも嫌というほど知りました。

しかし、10年前から、インテリアの仕事に就き、

アンティークの買い付けのため、再度フランスへ。

ここでも、タクシーにぼったくられ、

メトロから出れなくなり、インフォメーションで、

必死で英語で話しかけても、

相手にしてもらえず、

ありえないような失敗を幾たびも重ねました。

そんな傷心の私が、パリを離れ、少しずつ、

フランスの田舎を訪れるようになりました。

プロヴァンスの美しいラベンダー畑、

ボルドー近郊のブドウ畑、ミディピレネ―地方のおとぎの国、

その雄大な景色を見るにつけ、

『本当のフランスの景色は、パリではないんだ!』

と思うようになっていきました。

また、フランスの田舎の人々は、本当に温かい!

たった一言、「Merci(ありがとう)」と言えば、

にこっと笑顔を返してくれるのです。

人生の転機は、6年前の夫との出会いでした。

夫が住んでいた「オーヴェルニュ地方」の美しい景色。

山の上から眺めるオレンジの屋根。毎朝聞こえる鳥のさえずり。

大地の恵みである果物や野菜にあふれ、

自然と暮らす素晴らしさを愛するようになりました。

また、3年前に胃癌で亡くなった父が、よく水彩画を描いていました。

その頃の父には、すでに、フランスに来る体力が残されていなかったので、

私が、たくさんの写真を撮り、

何とか絵を描いてほしいと、父にプレゼントしていたのです。

そんな時、いつも決まって、

「こんな場所が、一度でいいから見てみたかったな~」と、

感動して眺めている景色はすべて、

名前も知られていないようなフランスの小さな田舎のものでした。

そんな経緯から

「フランスのド田舎に住む私が、フランスの小さな村の魅力を伝えたい!」

と、強く思うようになったのです。

>

> Q2 どの写真を見ても「ハッ」するほど美しいのですが、

> 撮影をされる時に心がけておられることなどはありますか?

私が見たまま、感じたままを伝えたい!

と、心から思い、シャッターを切っています。

例えば、その季節にしか咲かない花、

ふと、「くすっ」と笑ってしまうようなもの、

人々の暮らしなど、フランスのありのままの姿を、私の目を通して、

お届けしたいと願っています。

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> Q3 一日で一番好きなひとときは?それはどうしてですか?

夕陽が落ちる瞬間。

日本の都会に住んでいた私には、

信じられないほど空が広いんです。

空を遮るものは、山のみ。

太陽と反対側の雲まで、

美しくピンクに染まり、得もいわれぬグラデーションを

眺めていると、心の底から、「美しい」と感じます。

> Q4 今、「フランスの小さな村ファン」が急増していますが、

> 実際にパリ以外の小さな村への旅デビューをする時の心構えや、

> 特にお勧めの村などがあれば教えて下さい。

心構えとして。

フランスは、日本と違い、日曜日、お店は

ほとんど休みですし、コンビニもなく、

夜7時にもなれば、飲食店以外のお店は閉まります。

また、交通も不便です。

都会に求めるものは、一切ありません。

普段の生活を忘れ、自然の美しさ、

ゆったりとした時間の流れを感じるつもりで、

旅して欲しいと思います。

あと、人とすれ違うとき、

Bonjour !と言うと、とても気持ちよく、村の中を廻れると思います。

お勧めの村ですが、決められません!(笑)

日本の方のお好きなプロヴァンスはもちろん、

私の住むオーヴェルニュ地方の「Le Puy en Velay」や、

ミディ・ピレネー地方の「Saint-Cirq Lapopie」、

リムザン地方の「Collonges-la-Rouge」などは、

パリや日本では、全く見られない素晴らしい景観が眺められますので、

「小さな村」初心者の方には、お勧めです。

> Q5 最後にまだフランスの小さな村を旅した事がない方々に

> メッセージがあればお願いします。

とにかく、一度、「フランスの小さな村」を、旅してみて欲しいなと思っています。

可愛いシャンブルドットなども、たくさん紹介しています。

「もう、何度もフランスに行ったことがある!」という、あなたにこそ、

訪れて欲しい村を、たくさんご紹介しているので、

是非一度、私のHPやブログに遊びにきてくださいね!

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いかがでしたか?

 愛情たっぷりに日常、そして旅した小さな町たちを

紹介されている様子を読むと、どこに住んでいる人にも

何か小さな発見をさせてくれるんです。 

 私はこのブログを知ってから、

今住んでいる町をさらに愛するようになりました。

見方を変えれば可愛い、素敵な所が沢山ある事に気付いて、

大きなプレゼントをして貰ったのを感じます。

 騙されたと思ってブログを覗いてみて下さい。

皆さんも今住んでいる場所を

新たに見つめ直せるきっかけになると思いますよ☆

この6月に産声を上げたホームページには、

木蓮さんが住まれるオーヴェルニュを中心に、

各地方の為になる情報がたっぷりで

旅行ですぐにでも使いたいフランス語講座や、

雑貨やガーデニング好きの方にお勧めの村など

目的に合わせて楽しめるのです。

一度覗くと「あれも、これも」見たくなってしまう

フランス好きにはたまらない内容!!!

是非コチラに遊びに行ってみて下さいね!

FeceBookでも日々更新されていて、

木蓮さんを含めた3人のナビゲーターが

盛り上げておられるのが楽しいページです。

アカウントがなくてももちろんご覧いただけます☆

コチラからどうぞ♪

 フランス・オーヴェルニュに行く前に車の運転の練習も兼ねて

写真機を抱え、トスカーナや近隣の県の「小さな村」の魅力を探りに

少し遠出をしたい・・・と密かに思っている私です。

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