芸術の秋、コンテンポラリーアートの祭典
9月も中旬を過ぎ、肌寒くなって秋を感じる季節となりました。
芸術の秋にふさわしいイベントがフィレンツェで行われています。
「Florence Art Week-フローレンス・アート・ウィーク」と題しまして、
9月16日から24日までの9日間、フィレンツェの芸術を盛り上げる週間になっています。
このアートウィーク中に大きく3つ特別展が始まりました。
いずれもコンテンポラリーアートで、フィレンツェの歴史地区に数々の美術館があるなか、
現代美術にも力を入れています。
●ヘンリー・ムーア・イン・フローレンス展
英国人彫刻家のHenry Moore(1898-1986)は、数々のパブリックアートを手がけました。1948年にヴェネツィア・ビエンナーレで国際彫刻賞を受賞しています。
1972年にフィレンツェで行われたヘンリー・ムーア展が50年後の今年2022年に帰ってきました。二つの彫刻がシニョリーア広場とサン・ミニアート・アル・モンテ教会に設置されています。
シニョリーア広場の「Large Interior Form」
◼️場所:シニョリーア広場、サン・ミニアート・アル・モンテ教会
◼️会期:2022年9月16日〜2023年3月31日
◼️URL: https://www.museonovecento.it/mostre/henry-moore-in-florence/
● オラファー・エリアソン「Nel tuo tempo(君の時間のなかに)」展
アイスランド系デンマーク人のアーティスト、オラファー エリアソン (1967 年生まれ) による、彫刻、絵画、写真、ビデオ、インスタレーション、デジタルメディアのアートがストロッツィ宮殿にて開催されています。
◼️場所: ストロッツィ宮殿
◼️会期: 2022年9月22日〜2023年1月22日
◼️URL: https://www.palazzostrozzi.org/archivio/mostre/olafur-eliasson/
●トニー・クラッグ「トランスファー」展
英国人彫刻家トニー・クラッグ(1949年生まれ)の彫刻展がノヴェチェント美術館にて行われます。
さまざまな素材を使った独特な作品は見応えがありそうですね。
◼️場所: ノヴェチェント美術館
◼️会期:2022年9月23日〜2023年1月15日
◼️URL: https://www.museonovecento.it/mostre/tony-cragg-transfer/
この機会に、コンテンポラリーアート鑑賞を楽しむのはいかがでしょうか。
筆者
イタリア特派員
白崎和恵
名古屋出身。フィレンツェ公認観光ガイド。芸術・歴史文化・グルメ情報、旅行や長期滞在のヒントになるような話題をお届けしていきます。
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