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ドイツ/フランクフルト特派員ブログ セベリーニ亜沙美

ドイツ・フランクフルト特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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U4、U5の停留所Dom/Römerはこのたび大規模な防火改修工事のため、2月18日から7月末まで閉鎖されます。工事期間中はここだけU-Bahnが停車しないので注意してください。


工事期間中のレーマー広場へのアクセス方法はいくつかありますが、中央駅からであればトラム11でRömer/Paulskircheまで行くか、S-BahnでHauptwacheまで行き、そこから徒歩で行くのが簡単です。


またこれに伴い、6月末までU4、U5のBockenheimer Warte-Konstablerwache間が数日間にわたり運休となる可能性があります。詳細についてはまだ発表されていませんが、お出かけになる方は事前にダイヤ情報をチェックすると安心です。RMVのウェブサイトから調べることが出来ます。


2018年2月17日

フランクフルトには銀行のビルをはじめ、いくつもの高層ビルが建っています。その中のひとつ「マインタワー」では屋上に展望エリアになっていて、フランクフルトを一望することができます。


高さ200mの場所にある展望台

展望エリアになっているのはマインタワーの屋上部分。高さはなんと200mもあり、観光で上れるビルの中ではドイツで最も高い場所です。


ちなみにマインタワーはドイツ国内のビルにおいて4番目の高さ。1番高いビルから順にコメルツバンクタワー(Commerzbank Tower)、メッセタワー(Messeturm)、ヴェストエンドタワー(Westend Tower)続き、なんとトップ10が全てフランクフルトに立っているビルなんですよ。


これらのほとんどに金融や投資関係の本社が設けられているあたりは、金融都市フランクフルトならでは。今回のマインタワーにも例にもれずヘッセン・チューリンゲン州立銀行の本社などが入っています。


展望台までの道のり

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マインタワーの入り口は普通のオフィス街に紛れているのでとても分かりにくいですが、注意しながら歩いていると入り口前の柱に写真の様な目印がされています。チケット購入の後には手荷物検査があり、液体の持ち込みは不可能。水などもし持っている場合はセキュリティーの人に預かってもらいましょう。


セキュリティチェック後はエレベーターで一気に屋上へ。このエレベーターもまたすごい物で、時速25.2kmとドイツ最速。上まであっという間に着いてしまいます。


フランクフルトの絶景を楽しむ

屋上から見えるのは360度の大パノラマ。天気のいい日は空も真っ青でとても気持ちがいいです。


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ツインタワーのドイツ銀行本社ビルをはじめ、金融機関のビルがにょきにょきと建っています。奥に見える鉛筆のようなビルはメッセタワー。ここには日本領事館も入っていて、管轄地域に住んでいる人はここでパスポートの更新などが行えます。


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うねった波のような形をしている建物はフランクフルト中央駅。ドイツ各地のほか、パリやアムステルダムといったヨーロッパ各地を結ぶ列車が発着するターミナル駅です。


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旧市街のほうへ目を向けると、レーマー広場や大聖堂が見えます。さっきまでのビルばかりの風景とはまたちがう、ヨーロッパらしい眺めです。マイン川沿いに建っているガラス張りの建物は、2014年に完成した欧州中央銀行のビル。


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足元には旧オペラ座も見えます。春になると隣の広場に何本もある桜が咲き、とても綺麗です。


200mという高所のため強風時には閉鎖されることもありますが、天気のいい日の眺めは格別。町の中を歩くのとはまた違った視線からフランクフルトが楽しめるスポットです。


マインタワー

【営業時間】10:00~21:00(日~木)、10:00~23:00(金・土)

【住所】Neue Mainzer Straße 52 - 58, 60311 Frankfurt am Main

【電話】069 / 3650 - 4740

【HP】https://www.maintower.de/en/

All Photos & Text: Asami Severini


2018年2月 8日

ドイツを代表する文豪ゲーテ。文学ファンの方はもちろん、文学に興味がなくても彼の名前を耳にした事のある方は多いのではないでしょうか。


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小説家のみならず劇作家、法律家、自然科学者としても活躍し、多方面で様々な功績を遺したゲーテは、フランクフルト出身。観光客や地元の人で賑わうショッピングストリート「ツァイル」のすぐそばには、彼が生まれてから青年期までを過ごした家が博物館「ゲーテハウス」として公開されています。


ゲーテがこの家で生まれたのは1749年のこと。青年期までを家族と子の家で過ごしたゲーテは、16歳の時に法学を勉強するためライプチヒへと旅立ちます。とはいえ法律を勉強する事になったのは、彼の将来を有望視した父の意向。実際本人は文学を勉強したかったのだとか。


17世紀に建てられてた建物はゲーテの祖母が買い取り、その後ゲーテの父が現在のような4階建てに改装しました。第二次世界大戦では大きな被害を受けましたが、その後は修復され現在に至っています。


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ゲーテとその家族が住んでいた当時の様子が忠実に再現されているゲーテハウス。1階にはキッチンのほか、「青の間」と呼ばれている食堂、「黄色の間」と呼ばれている応接室があります。


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2階にも様々な部屋がありますが、中でも印象的なのが「北京の間」と呼ばれている部屋。他の部屋よりも一段と豪華な装飾がされているこの部屋は、家族の祝い事や高貴な客人を迎える際に使用されていました。


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3階にある書斎へ続く部屋には、ゲーテの父が収集したフランクフルトの画家の作品がずらり。


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奥の書斎には2000冊もの学術書がならびます。幼いゲーテはこの部屋で父から教育を受けていました。


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絵画が飾られている部屋の隣にはゲーテの母の部屋もあります。女性的な柔らかい装飾がとても素敵です。


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4階にある「詩人の間」。この部屋でゲーテは「ファウスト」初稿「ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン」、「若きヴェルテルの悩み」を執筆しました。ゲーテ愛用の机の上には、ゲーテとロッテのシルエットが飾られています。


ゲーテ一家は裕福だっただけあり、家の中もかなり広いです。部屋ごとにそれぞれ趣が異なるのも印象的ですね。先ほど第二次大戦中に家も被害を受けたと触れましたが、家具や調度品は疎開してあったので無事だったというエピソードもあります。


ゲーテが青年期までを過ごしたゲーテハウス。ドイツを代表する文豪を育んだ環境を、みなさんもご自身の目で体感してみてください。


ゲーテハウス(Goethe-Haus)
【住所】Großer Hirschgraben 23-25, 60311 Frankfurt am Main

【最寄り駅】ハウプトヴァッへ(Hauptwache)駅から徒歩5分

【営業時間】10:00~18:00(月~土)、10:00~17:30(日・祝)

【入場料】7ユーロ

【公式サイト】http://www.goethehaus-frankfurt.de/goethe-house



2018年2月 1日
2018年1月25日
2017年3月22日
2017年1月 6日
2016年12月26日
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  • 特派員プロフィール
  • フランクフルト特派員

    フランクフルト特派員
    セベリーニ亜沙美
    2012年よりドイツ在住。ニュース翻訳(独→日)のほか現地の観光、留学、文化について執筆、様々な媒体に寄稿。王道スポットからガイドブックに載らないような穴場まで、ドイツの魅力や現地の生活事情を紹介する。立教大学卒業。現在はフランクフルト大学大学院に在籍中。ブログ「Good Time Germany」、TwitterInstagram連絡先 DISQUS ID @disqus_Rf9JRrlH6J

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