ドイツ東部洪水現況(続々々報)

公開日 : 2002年08月21日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香

地元民と他地域からのヘルパーが一体となり、必死の思いで復旧作業に明け暮れる水害地域では、ここ数日、無情な程の強い日差しが照り続けていましたが、22日以降、再びまとまった雨が降りそうです。ドイツ鉄道の本日現在の運行状況をいくつか抜粋します:*氾濫したエルベ河とその支流沿いにある、バウハウスで有名なデッサウと、マルティン・ルターの街ヴィッテンベルク周辺では、依然として不通の状態が続いています。*ライプチヒ=ドレスデン中央駅間、ドレスデン中央駅=チェコ間は、最低でもあと数日は開通の見込みがありません。*先日もお伝えしましたように、不通であるベルリン=ライプチヒ間には臨時バスが運行していますが、道路の損害等により、大幅に時間を要するケースが多くなっています。*ザクセン州のケムニッツ=ドレスデン間は、しばらく復旧の見込みがありません。従いまして、該当区間を通過するニュルンベルク=ドレスデン路線も、当面は全面開通が見込めないということになります。

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土台が濁流に押し流され、ぐにゃりと垂れ下がった線路を目の前に、呆然と立ち尽くす復旧作業員。

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