洪水後のドレスデン観光情報（２）「音楽」編

「オペラ」、「コンサート」「演劇」の開催状況をお伝えします。＊文化宮殿（Ｋｕｌｔｕｒｐａｌａｓｔ）：被害が少なかったこともあり、此処を本拠地とする「ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団」は、予定通り、8月31日に秋の新シーズンを迎える予定です。演奏プログラムやチケット入手方法などの詳細は、www.dresdnerphilharmonie .de（英語有り）まで。＊ゼンパーオペラ劇場（Ｓｅｍｐｅｒｏｐｅｒ）：劇場地下部分への浸水が余りにも急激に襲って来た為、貴重な楽器、楽譜、衣装、靴、各種技術機材などへの救出の手が遅れました。此処を本拠地とする「ザクセン国立歌劇場楽団」は、無念にも、本拠地で新シーズンの幕開けを迎えることが不可能な状況です。ゼンパーオペラ劇場での演奏がいつから可能になるのかは未定であり、「歌劇場楽団」は、当面はドレスデン市内の他のコンサート会場、または、国内外での客演を続けることとなります。但し、ゼンパーオペラ劇場内部を見学するガイド・ツアーのみ、9月9日（月）にスタートする予定です。「ザクセン国立歌劇場楽団」の主な演奏スケジュール：8月30日：ミュンヘン・フィルハーモニー（ガスタイク文化センター）9月2日：ドレスデン・文化宮殿9月4日：ドレスデン・三王教会9月15日：ドイツ・オペラ（ベルリン）9月17日：アルテ・オペラ（フランクフルト）＊国立オペレッタ劇場、また、聖母教会、三王教会、聖十字架教会でのミサや各種コンサートは、通常通り開催されています。＊劇場（Ｓｃｈａｕｓｐｉｅｌｈａｕｓ）：甚大な水害の為、当面は上演不可能。チケットは通常通り発売されており、他の会場での上演が続けられる予定です。

救出の手が間に合わなかった、ゼンパーオペラ劇場の楽器の無残な姿。