ホップ・ステップ・ライプチヒ！

2012年に開催される、第30回夏季オリンピック（=第14回パラリンピック）に、ドイツからは ザクセン州のライプチヒが正式に立候補することに決定されました。ドイツ・オリンピック委員会あてに名乗りを挙げていたのは、デュッセルドルフ、フランクフルト、ハンブルク、シュトュットガルト、ライプチヒの５都市。どの候補地もユニークなコンセプトを掲げており、4月12日にミュンヘンのヒルトンホテルで行われた最終選考会も混戦ムード。第３回目の投票を終えても、まだ決着が着かないまま・・・。しかし、前評判の高かったハンブルクとライプチヒの一騎打ちとなった第４回目の投票結果、61.4 %の票を獲得したライプチヒ応援団席に大歓声があがりました。来たる2006年にドイツで開催されるサッカーＷ杯の予選開催地にも決定しているライプチヒでは、目下、サッカースタジアムが大改修工事の真っ最中。旧東独地域からの、唯一のＷ杯予選開催地としてすでに注目を集めてきた上、今回 五輪候補地に選ばれたことで、ライプチヒ・フィーバーにさらに拍車が掛かりそうです。ところで、国際オリンピック委員会あての立候補届け出は、本年7月15日が締切り日。その後、山あり谷ありの選考過程を経て、晴れて2012年の五輪開催地が最終決定されるのは、2005年7月となる運びです。果たして、2005年の夏、女神がライプチヒに微笑みかけますかどうか・・・。がんばるライプチヒを応援するサイトは、www.leipzig.de観光情報に加え、サッカーＷ杯、五輪立候補情報などが満載です。PS： 2012年夏季五輪のヨット競技開催地には、ドイツからハンザ都市ロストックが立候補することに決定。キール、リューベックなど ライバル４都市を寄せつけず、こちらの方は、第１回目の投票ですんなり選考されました。

やった！決定だ！の瞬間。クルト・マズア、ザクセン州首相、ライプチヒ市長ら。