ポストギャラリー開店２周年

　はっと目を惹くクリーム色の城が両翼を大きく広げ、ドイツ屈指の工科大学がそびえる、南西ドイツの街カールスルーエ。10月17日に開業２周年を迎えたばかりの「ポストギャラリー」は、275,000人の人口を抱えるカールスルーエのメインストリートに面する、若い世代に人気のマルチスポットです。　「ポストギャラリー」の建物自体の歴史はたいへん古く、今をさかのぼる1900年10月18日、ドイツ帝国電信電話局の建物としてネオバロック様式で建造されて以来、常に中央郵便局としての大切な役割を果たして来ました。その後、1990年の郵便事業改革とともに見直しがなされた結果、本来の郵便局としての機能は残すものの、その巨大な建物の大部分は、ショッピング、グルメ、ビジネス・スポットとしてモダンに大変身することになったのです。　生まれ変わった建物内部に足を踏み入れると、高さ22ｍの吹き抜けのてっぺんに施されたガラス天蓋から差し込む陽光が一杯。テナントも、食糧品と日用品のディスカウントスーパー、ドラッグストア、書店、各種チケット前売りコーナーなど、旅行者に便利なショップがズラリ。お腹が空いてきたところで地階に降りると、中華やイタリアンの軽食スタンド、寿司バー、ドイツパン屋、魚料理のファーストフード店、新鮮野菜のサラダバーもあり、料理は全てテイクアウト可能。また、上階にはドイツ自慢の皮製品や磁器、スポーツ用品店、自然志向のボディーケア製品や化粧品、世界各国のワインやコーヒーなどの専門店が目白押しで、うっかり見とれているうちに何時間も経ってしまうかも・・・。「ポストギャラリー ｉｎ カールスルーエ」営業時間：月～金 10～20時、土10～18時。日曜休。店舗が休みでも、建物自体は年中無休で早朝7～24時までopenしていますので、休日でもウインドーショッピングを楽しむことが出来ます。http://www.postgalerie-karlsruhe.com（ドイツ語のみ）

モダンとクラシックのバランスが絶妙！の、「ポストギャラリー」の外観。