ベルリン・オリンピア・スタジアム堂々完成

2002年5月のコラムでも取り上げました、「ベルリン・オリンピア・スタジアム」（2006年サッカーＷ杯決勝戦開催地）の見学方法が、スタジアム大改修工事終了に伴って大幅に変更されていますので、改めてご紹介します。その１「個人で自由に見学する」：2005年3月19日までは毎日10～16時、3月20日～10月31日までは毎日10～19時まで自由見学が可能（最終入場は閉館30分前）。オーディオ・ガイド（日本語版も有り）から流れる音声に従って、個人でゆっくりスタジアムを見学する方法です。料金は大人ひとり2ユーロ。オーディオ・ガイドを借りるにあたり、身分証明書（パスポート）が必要ですのでお忘れなく。その２「ガイドツアーで見学する」：毎日11、13、15時発（2005年6月1日以降は変更の可能性有り）。ドイツ語のガイドさんについて見学する方法で、自由見学では足を踏み込めないＶＩＰラウンジ、プレス席、選手控え室なども覗けます。所要約75分。料金は大人6ユーロ。その３：サッカー・ファンための「Hertha BSC Berlinツアー」：ベルリン・スタジアムを本拠地とするブンデスリーガ１部所属の「Hertha BSC Berlin」は、熱戦が続く今シーズンの１部リーグでも、強豪ミュンヘンやシャルケに続いて５位につけている好調チーム。このツアーでは、スタジアム、選手控え室などをじっくり見学した後、チーム専用練習場で生の練習風景も見られてしまうという大オマケ付き。本ツアーは毎週木曜13:30出発で、所要60～90分程度。大人10ユーロ。そのほか、スタジアムの歴史、建築、技術などに焦点をあてた専門家向けの視察ツアーも用意されています。なお、開催イベントの都合により、予告無く見学が中止・変更される可能性がありますので、見学希望の際は事前確認をおすすめします。スタジアムの写真、見学方法などの詳細は www.olympiastadion-berlin.de（英語バージョン有り）

スタジアム内のＶＩＰ専用トイレ。天井や壁の模様が床にくっきり映るほどピッカピカに磨かれているのはお見事。