目にも甘~い「チョコレートの部屋」

公開日 : 2005年03月15日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香

1804年にまで創業の歴史をさかのぼる、ドイツ最古のチョコレート・メーカーである「Halloren社」。その本社工場内に2002年にオープンしたチョコレート博物館には、その名も魅惑的な「チョコレートの部屋」なるものが展示されています。およそ800kgのチョコレートと200kgのマジパンを用いて作られたというこの部屋、壁は、濃茶色のビターチョコレートと明るい茶色のミルクチョコレートが織り成すツートンカラー。また、明るい天井はビーダーマイヤー様式にのっとり、ホワイトチョコレートであざやかに彩られています。さらに、室内に飾られている花びん、食器、家具の一部もチョコレート製という徹底さで(さすがに床だけは木製)、室温も常時調整されているという気の遣いよう。壁や天井のチョコレートにうっとり見とれるのは自由ですが、手を触れたり、こっそり味見したりするのは厳禁ですので、甘党の方はご注意を。「チョコレートの部屋」のほかに、チョコレート製造の様子を見学できる工場内ガイドコースや工場直営ショップも、観光客や地元の家族連れで賑わっています。Halloren社とチョコレート博物館の詳細は:www.halloren.de(英語)Halloren社のあるHalleには、音楽家ヘンデルの生家(現在は博物館として公開)を始めとした観光名所もあり、甘党でない方にもおすすめの観光都市です。www.halle.de(英語)

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こうして写真を見ているだけで、濃厚な香りがただよってきそうな「チョコレートの部屋」。

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