ヨーロッパ最古の磁器マイセンが生まれ変わった

公開日 : 2005年08月28日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香

ヨーロッパ最古の伝統を誇る、ご存知の国立マイセン磁器工房にモダンな新館が完成し、世界各国からの来訪者で賑わっています。総面積4000㎡を越えるという堂々たる新館を目にした瞬間、まず初めにはっと目を引くのが、高さ9mもの磁器製の外壁画。マイセン磁器の新作を次々と生み出すザビーネ・ヴァクス女史がデザイン・監修した大作です。さらに、おなじみの、交差した青い剣のトレードマークの時代ごとの変遷を物語る磁器プレートも、ゆるやかな曲線を描く外壁に見事に組み込まれています。さて、いよいよ新館に足を踏み入れると、広いロビーの中央には入場チケット売場、その向かい側には、マイセン磁器&観光インフォメーションカウンター(関連資料の無料配布・書籍販売はここ)。さらに、磁器博物館と見間違うほど絢爛豪華な磁器ショップ、太陽の光いっぱいの明るいマイセン・カフェが、ゲストを温かく迎えてくれます。また上階には、磁器特別展示室、特別見学者用の磁器製作実演アトリエ、セミナールーム、郷土の味が楽しめるレストラン・マイセンなどもあり、エレベーターも完備しているので、旧館では困難だった車椅子での移動も楽になりました。ぐ~んと広く、ぐ~んとモダンに、そして何よりもぐ~んとフレンドリーになって生まれ変わった国立マイセン磁器工房。すでにマイセン訪問体験済みという方にも、もう一度おすすめしたい必須の観光スポットです。www.meissen.de(マイセン磁器工房の公式HP・一部日本語)

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国立マイセン磁器工房・新館のモダンな外観。クラシックな馬車が、のどかに通りすぎる。

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