オリンピック金メダリストのホテルに泊まる!

公開日 : 2006年10月27日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
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1984年サラエボ冬季五輪、さらにその10年後の1994年リレハンメル冬季五輪で世界の頂点に立ったスキージャンプ競技の超人(鳥人?)イェンス・バイスフロク氏。とりわけ、リレハンメル五輪のスキージャンプ団体戦では、「金メダル当確」となった日本選手団の目前で超特大ジャンプを披露。結果的にドイツチームが奇蹟の逆転優勝を遂げたため、「バイスフロクさえいなければ...」と、彼を恨んだ(?)日本チームファンも多かったのではないでしょうか....。現役引退後のバイスフロク氏は、ドイツ国営放送のスポーツ解説者として各国を飛び回る傍ら、冬のリゾート地として有名なオーバーヴィーゼンタールでリゾートホテル経営者としても活躍しています。

オーバーヴィーゼンタールといえば、ドイツ国内で最も標高の高い地点(914m)に位置し、スキー競技の国際大会も定期開催されるウィンタースポーツのメッカとして知られる町。冬季オリンピックやワールドカップのメダリストには、人口わずか3,000人足らずのこの町の出身者が見事にずら〜〜っと名を連ねており、まさにウィンタースポーツのエリート養成地とも呼べる場所。また、長野県白馬村とは友好都市関係を結んでおり、近年は日本とのスポーツ・文化交流もさかんです。

さて、バイスフロク氏率いるホテルの名は「APPARTMENTHOTEL JENS WEISSFLOG」。ゲストルームにはひと部屋ひと部屋に名前がつけられており、「リレハンメル」、「インスブルク」など、国際大会開催地の地名が使われています。もちろん、「サッポロ」というゲストルームも。オーナーこだわりのオリジナル特注家具に囲まれたゲストルームには、週単位で滞在するリゾート客や家族連れのスキー客などへの配慮から、キッチンと調理用具一式が備え付けてあり、好きな時間に好きなものが食べられるのが嬉しいサービスです(ホテル内にはレストランも有)。

金メダリストが経営するホテルだけあって、ホテル内にはウェルネスセンターが完備しているほか、マウンテンバイク、ノルディック・ウォーキング、スノーボードなどのトレーニングにも参加できるそうなので、ご興味ある方は予約時にご確認を...(オーナー自らコーチングしてくれるスキー教室、というもの魅力ありますよね.....今のところ、定期開催されてはいない模様ですが?)。

画像:ただいま紅葉落葉のドイツは、秋風が心地よい観光シーズン。10月29日(日)でサマータイム(夏時間)は終わり、この日を境に、日本とドイツの時差が8時間にひろがります。例:日本の正午はドイツの同日早朝4時。

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