花火なしの大晦日なんて

公開日 : 2006年12月29日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
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蒸し暑い夏の夜空にこだまする「たまや〜」「かぎや〜」を聞きながら...というのが、正しい花火の楽しみ方だと信じていたので、大晦日の打ち上げ花火にはずいぶん長いこと違和感を持ったものだ。「打ち上げ花火ってのは、真夏にやるもんなんだヨ!ふん!」なんて、すっかり冷めた目で見たりしていた。が、ここ数年は、元旦午前零時の時報とともに町中でとどろく「ピュ〜ン、ヒュルヒュル、ドッカ〜ン!」を聞かないと、年を越した気がしない。

日本の伝統花火大会で見るような豪華さ、豪快さ、芸術作品としての花火の質の高さには及ばないけれど、ドイツの冷たい夜空に咲いては散る七色の打ち上げ花火と、それを愛でる老若男女の興奮しきった歓声を聞いていると、「ああ、新しい年が明けたんだ...」と実感でき、気持ちの高まりとともに、真夜中だというのに目がランランとしてしまう。

今年一年、ドイツ発のブログをみなさまに読んでいただけたことに感謝しています。情報源として少しでも役に立ち、また、単に読み物としてもおもしろいブログを、2007年も目指したいと思います。

EIN GUTES NEUES JAHR!(アイン・グーテス・ノイエス・ヤー) 〜よい新年を!

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