ダイハードを観る気がガゼン湧いてくるブログ
普段なら、上映中の映画館に足を運ぶよりも、「TVでオンエアされるまで何年でも待つわ〜」派の私ですが、話題の「ダイ・ハード・4」ばかりは、封切り日を指折り数える毎日。な・ぜ・な・ら、主演のブルース・ウィリスがドイツ生まれだということを知ったからなので〜す(単純すぎ)。
シュワルツェネッガーが(ドイツ語圏の)オーストリア出身だとか、レオナルド・ディカプリオの母親がドイツ人だということは何となく知っていましたが、いやぁ〜、マックレーン刑事までがドイツにゆかりある人物だったとは、思いもよりませんでした。
では、ここで生い立ちの紹介を。ブルース・ウィリスは、ドイツ駐留軍人の父(アメリカ人)とドイツ人の母の子として、1955年初春、当時西ドイツのIdar Obersteinに生を受けました。彼の誕生名はBruno。そして母の名はマレーネ。あ、これって、かの有名なマレーネ・ディートリヒと同じ名じゃないですか。 その後、宝飾産業のメッカとしても知られるこの町で生活したのはわずか2年間と短く、よちよち歩き(多分)のまま渡米してしまったのだそうです。
誕生2年後にドイツを離れてしまったのですから、ドイツ時代の記憶は残っていないでしょうし、ましてやドイツ語を使えるなんてことはなさそうですが、でも、ね、ドイツを愛する私たちとしましては、彼の生い立ちを知った途端、一方的にブルース・ウィリスに親近感が湧いてきませんか?
....そんなわけで、ドイツ特派員の頭のカラクリの単純さが露呈したブログではありますが、何はともあれ、みんな揃って観に行きましょう、ダイ・ハード・4。ドイツでは、6月27日全国ロードショーです。 (ブログ、まだまだ続きます→)
ところで、映画のタイトルの「ダイ・ハード」。日本では邦訳されずに、原題のままカタカナ表記されていますが、ドイツではこれが「Stirb langsam」と訳されています(本日の画像参照)。「Stirb」は英語の「ダイ」に相当し、「langsam」は、「徐々に、焦らず、ゆっくりと」という意味の単語ですので、このドイツ語のタイトルを直訳すると「じりじり死ね」。意訳すると「苦しみぬいて死ね」みたいな感じになるんでしょうか。。。
ちなみに、ドイツで公開される外国語映画は、全編ドイツ語吹き替えになっているものが殆どで、字幕スーパーにはまずお目にかかりません。ドイツの友人曰く、「映像を観ながら、いちいち字幕まで読まなきゃならないなんて、それじゃ、映画に集中出来ないじゃない!」。でも、喜怒哀楽をこめた映画俳優の名演(肉声)が、すべてドイツ人声優サンの声に入れ替わってしまうなんて、映画の醍醐味半減....という気がするんですよね〜。
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