ドイツの街頭SHIATSUは、10分で2ユーロなり

公開日 : 2007年06月28日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
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今年オープンした大型ショッピングビルを興味津々で探検していましたら、休憩所付近にズラ〜リ並ぶリラックス椅子の群れを発見(本日の画像)。買い物客向けのひと休み椅子にしては、ヤケに豪華な造りだわなぁと思いつつ接近してみると、一脚一脚の椅子のひじ掛け横に、ちゃっかり料金箱が立っているではありませんか。さらに目を転じると、「Schoepfen Sie neue Energie」(=新たなエネルギーを蓄えてください)と書かれたボードが立っており、そこには、背中にあるツボの位置のイラストや、指圧の効用などが記されていました。あ〜あ、なるほど、有料指圧椅子。だから人っ子ひとり座っていないわけだ(苦笑)。

さて、ニッポン人としては(さらに、ドイツ特派員としてはブログ執筆のためにも)、ここで気前よく2ユーロを投資して、メイド・イン・ジャーマニーの(かどうか定かじゃないが)指圧椅子のクオリティーを厳しくチェ〜ック!すべきところなのだけど、椅子のすぐ目の前を買い物客がひっきりなしに往来するという、全く落ち着かない場所柄。しかも、東洋人女性がひとりぽつんと指圧椅子にもたれて目を閉じている図ってのも、何だかちょっと、ねぇ。そんなわけで、写真撮影だけして素通りしてきた次第です。

その数時間後、このショッピングビル探検と、タイ風ファーストフードのランチを終えて足が棒になった頃、どうしても気になって再度この指圧コーナーに立ち寄ってみましたら、ほぼ全ての椅子が、たった今買ったばかりの洋服を披露し合うギャル集団に占拠されていました。ちなみに、椅子の傍らに立つ料金箱は、彼女らの視界には入いっていなかったようで...。

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