目指すはギネス!イースター・エッグ

公開日 : 2008年03月12日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
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ひつじやうさぎや卵をかたどったカワイイお菓子が店頭に並び始めると、春を告げる「復活祭(イースター)」が近づいたことを実感するドイツ。

ドイツ南西部に広がる「黒い森地方」にある、人口わずか6,000人たらずのWOLFACH町(ヴォールファッハ)の役場のまん前に、世界一大きな「イースター・エッグ(復活祭の卵)」が初登場し、地元民や観光客の人気を集めています。長さ9m、直径が5mというこの大きな卵、昨年の復活祭に合わせて、ベルリン中央駅前に展示された巨大なイースター・エッグより、50cmも(!)長いというのがWOLFACHの自慢。人口レベルではベルリンの3百万人にとても及ばないけれど、卵の大きさなら負けないゼ!という、地元民の意気込みが込められた卵です。

この町のシンボルカラーでもある黄色と青を使った鮮やかな卵を製作したのは、これまた地元に拠点を置く金属加工業者とテキスタイル製造業者。伝統のガラス細工作りで栄えてきたWOLFACH町だけに、美術工芸品製作はお家芸のようです。

標高250m〜800m地点に位置し、「きれいな空気がごちそう」である保養地としても人気の高いWOLFACH町。年間40万人もの入館者で賑わうドロテーンヒュッテ・ガラス工芸美術館に併設されている「クリスマス村」では、一年中ロマンチックなクリスマス気分に浸れるほか、隣町にある黒い森の野外博物館では、黒い森地方独特の伝統家屋が野外展示されており、雪深いこの地方に暮らす人々の生活の知恵を生き生きと伝えてくれます。

ギネスブックに掲載してもらうべく、早速申請手続きに入いっているというこの巨大なイースター・エッグは、3月29日まで役場前広場に展示されています。

画像:ブルーのリボンも鮮やかなイースター・エッグ。ご覧の通り、役場前広場はもともと石畳なのですが、この卵を展示するにあたり、町の園芸課が総力あげて芝生の特設ステージを作り上げたのだそうです。画像は、WOLFACH観光課より快くご提供頂きました。

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