明日はドイツVSトルコ EURO2008サッカー準決勝

公開日 : 2008年06月24日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
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一部の州で公立学校が夏休みに突入したのに合わせるように、先週末からぐ〜んと気温が上がって夏日が続くドイツ。厳しい日差しの昼間とは一転し、夕方〜深夜にかけて雷雨のサプライズもあるので、夕方以降の外出には折りたたみ傘持参が安心です。

ところで、ただ今ドイツはサッカーフィーバー。まさか、まさかの「優勝」も射程距離内に入ってきたということで、先週まで真っ白だったゴルフも、この通りドイツ国旗色に変身(本日の画像)。このゴルフのペイントのみならず、サッカーがいかに市民の日常生活に「深〜く浸透」しているかを象徴するトピックスを、ここで3題ほど...。(各記事のタイトルは勝手につけさせて頂きました 笑)

その1『タイミングが悪かっただけ』:

かつて農業に従事していた75才の男性が、自らトラクターを運転し、リサイクルごみ置き場へ出掛けたきり、家に戻らなくなった。身を案じた家族が、同日夜になって地元警察に通報。準々決勝の対オランダ戦に勝利して、お祭りパレードを繰り広げるトルコチームサポーターの群衆の真ん中で、トラクターごと脱出不可能になって右往左往しているこの男性を、捜索中の警官が発見したのは、それから間もなくのことでした....。

その2『粋なはからい』:

明日に控えた、準決勝トルコVSドイツ戦。工場労働者が、試合をリアルタイムで観戦できるようにとの配慮から、試合開催時はドイツ国内全工場の操業を一時ストップするという、なんとも嬉し〜い「お触れ」を出したのは、メルセデス・ベンツ(正確にはダイムラーAG)のZetsche社長。同社工場ラインでのトルコ人従事者の割合が高いことに加え、社長自らが、父親の赴任先であったイスタンブールで生まれたことも理由なのだとか。また、ポルシェ社も、試合当日は夜8:15で工場ラインをストップさせるそうで(キックオフは夜8時45分)、少なくともこの両社の社員は、仮病など使わずに堂々と観戦できそう。

その3『10年早かった?』:

準々決勝の対オランダ戦。トルコチームの思いがけない大金星に、車のクラクションを鳴らしつつ、深夜の町で大パレードを繰り広げるサポーター群衆。深〜い眠りについていたはずのトルコ人少年A君(9才)も、そのけたたましいクラクションに触発され、「パジャマ姿のままで」こっそり家を抜け出し、嬉々としてパレードに参加。ところが、その出で立ちが余りにも奇抜(?)だったためか、パレードを警備中の巡査に見つかり、「即刻、御用」。あっけなく自宅ベッドに強制送還されたのでした。

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