美食家セレブ御用達の高級食品店「てんとう虫」

公開日 : 2008年10月06日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香

グルメでセレブな人々の御用達。値段も品質もハイクラス。しかも立地は南ドイツのメトロポールであるミュンヘン。それなのに、店名には、「ワールド」も「デラックス」も「セレブ」も「セレクション」もつかず、何と「てんとう虫(ドイツ語=ケーファー)」。もう、可愛すぎませんか?(笑)

そんなわけで、本日は、世界各国の特産品や珍味をずらり揃える高級食品専門店「てんとう虫」のご紹介です。

角地にそびえる石造りの頑丈な店構え。高級感あふれる店内に並ぶのは、350種類のチーズと、10万本を数えるワインに始まり、エキゾチックな野菜やフルーツ、鮮度自慢の魚介類、職人手作りの高級洋菓子、地元バイエルンの特産品まで顔を揃えていて、店内を一周すれば、食の世界旅行が楽しめる見事な品揃え。

テイクアウト可の日替わりランチメニューや量り売りのデリカは、旅行者にも人気。公園ベンチでグルメ総菜を味わうか、併設されているグルメレストランで優雅なひとときを過ごすかは、その日の気分とお小遣い次第で。

あ、そうそう、店名の(そして店のシンボルマークにもなっている)「てんとう虫」ですが、これは創業者夫婦の名前をとったもの。1930年、ペター・ケーファーとエルザ・ケーファーが、外国産食材(ワイン、ビール、リキュール、茶、香辛料など)専門店を興したのが、今日のサクセスストーリーの始めの一歩。開業3年後には店を拡張するほど、時代の流れを見事に先読みした創業者夫妻でした。

さて、ミュンヘン市内にあるグルメショップ&レストランを中核に、ミュンヘン空港、ベルリン国会議事堂などにもレストラン展開している「てんとう虫」ですが、実は、F1レース、サッカーW杯などの国際スポーツイベントへのケータリングが、最も得意とする分野(ドーハで開催されたサッカーW杯アジア予選にも出店していたのだそうです!)。

ミュンヘンにある本店を訪れるチャンスがなくても、いつか地球のどこかで「てんとう虫」のロゴマークを見かけることがあるかもしれません...。

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