本日の時価は69ユーロなり 〜 ガソリンスタンドじゃないよ

公開日 : 2009年10月22日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
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本日の画像、ガソリンスタンドじゃ〜ありません。

画像右に見えるのは、最近オープンしたばかりのIBIS HOTELです。

私、旅行ガイドブックの編集もお手伝いさせて頂いているのですが、その改訂作業の際に苦労していることのひとつが、「ホテルの宿泊料金の改訂」です。

つまり、ガイドブックに掲載されているホテルやペンションの料金を改訂すべく、一軒一軒の宿泊施設に料金を尋ねるわけですが、ここ数年、「さぁ〜、わかりません〜」という返答がうなぎのぼりに増えているのです。

その日その日の客室稼働状況によって、一泊50ユーロでも「どうぞどうぞ、お泊まりくださいませ」の夜もあれば、「300ユーロ払わなきゃ、泊めてあげないヨ」の強気の夜もある。

それは当然と言えば当然なのですが、振動幅が大きいゆえに、旅行者にとっては料金体系がかなり不透明で、「ガイドブックに載っていた料金と違いすぎるよな〜」とか、「隣の客室よりも多く払っているなんてこと、ないかなあ?」なんて疑いを抱いた経験があるのは、私だけではないと思います。

そんな中、この画像のホテルは、「今日はこの値段で泊まれますよ」をピカピカ電光掲示板で内外に明示してくれる、竹を割ったような気持ちよさが魅力。

これなら、隣の部屋も、私も、真下の部屋も、みな同じ69ユーロ。

朝食会場が嫉妬で渦巻くこともなく、ゲストみんなが公平にステイできそうな気がします(笑

画像に出て来る単語お勉強コーナー:

klimatisiert:冷暖房完備(由緒ある建物を使用しているホテルなどは、冷房設備がないところが多いので。但し、冬の厳しいドイツですから、暖房が無いなんてことはありえません)

Einzelzimmer:シングル

Doppezimmer:ツイン(ダブル)

Zimmerpreis pro Nacht(一泊あたりの部屋代)

「部屋代」と書いてある場合は、朝食が含まれていないのが一般的ですが、

ホテルに(あるいはシーズンに)よっては朝食込みのこともあります。

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