ママと一緒にお買い物バッグ
そのアイデアにひと目惚れして、自分ではもう使わないのに、ついつい買ってしまったこのバッグ。
一見すると、布製の平凡なエコバッグですが、よ〜く見てください。バッグの側面にもうひとつ取っ手がついていて、ママ(パパ)と一緒にお買い物に出かけた小さな子供が、その取っ手につかまれるような仕組みになっているのを、画像でおわかりいただけますか。
ああ、確かに、そうそう。スーパーのレジでの精算時など、ママの両手がふさがってしまった時、我が子がチョロチョロ脱走しないかどうか、気が気でない経験ってありますよね。
そんな時に頼りになるのが、このバッグ側面についた「第3の手」。子供の方も、ママにぎゅ〜っと手を拘束(?)されているよりは、バッグの取っ手の方が目新しく、レジを済ませる間くらいは、大人しくつかまってくれていそうな気がします。
ところで、斬新なのは、このデザインのみならず、その製造に至る背景です。
このバッグをひとつひとつ丁寧に作っているのは、南ドイツにある9つの障害者支援施設に通う、身体・知的障害者。そして、製品のデザインを手がけたのは、およそ30名から成る、ドイツの新進デザイナーチーム。およそ共通点がないように思われる、ふたつの異なる集団のコラボから生まれた、実にドイツらしい斬新アイデア製品なのです。
本日ご紹介したエコバッグの他にも、キッチン、インテリア、ギフトグッズが、このコラボ集団から続々誕生しており、各国の見本市にも積極的に出展し、デザイン賞を受賞するなど、内外から高い評価を受けています。
さて、その名も可愛く『よい子』と名付けられた、このエコバッグ、現在は、ドイツ国内のインテリア・キッチン専門店、百貨店などで一部扱いがあるほか、ドイツのオンライン・ショップでも、ひとつ9.90ユーロ(現行レートで1350円)程度で入手できます。
商品、また取り扱い店についての詳細は、このプロジェクトを牽引するサイド バイ サイド(カリタスの支援法人)へお問い合わせください。
本日の画像:
この「よい子」のエコバッグ、小さな子供を持つドイツのお母さんたちにプレゼントしたところ、全員が心から感動〜してくれました。
本画像は、サイド バイ サイド社より、快くご提供いただきました。
個人的追記デス:
家族の不幸で、しばし日本に帰っておりましたので、ブログ更新が滞ってしまい、ご迷惑・ご心配をお掛けしました。これからは、また元通りのペースで楽しい話題をお届けしま〜す^^
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