鉄道の旅〜乗車前に行き先チェック!

公開日 : 2010年03月13日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
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先般、ドイツ鉄道で長距離移動した時のこと。「前半の車両と後半の車両の行き先が異なるICE新幹線」というのに、初めて乗り合わせました。

先頭列車〜7両目まではケルン中央駅止まりで、8両目から最後尾までは、ケルン駅を出発後、終点のアムステルダムまで行く、といった具合です。座席指定券を持っていれば、うっかり間違った車両に乗り込んで「さあ、大変!」という事態にはなりませんが、乗車券だけで(座席指定券無しで)飛び乗った場合、正しい行き先の車両に乗り込まないと、途中でアララ?ということも。

車内では、「前半車両は◯◯行き、後半は△△行きですので、お気をつけくださ〜い!」という旨、幾度かアナウンスしていましたが、何せドイツ語と(ドイツ語訛りの)英語だけですし、騒音などで聞き取れないこともしばしば。

例えば、上記の列車でアムステルダムまで行きたい場合、とりあえず先頭列車に飛び乗った後で、列車内通路をトコトコ歩いて8両目以降まで移動しようと思っても、7両目と8両目の連結部分が往来できない構造になっているため、7両目で一旦列車を降りて、再度8両目に乗り直す羽目になってしまいます。大型スーツケース持参の旅では、これはしんどいですよね。

このように、同一列車の前半車両と後半車両とで行き先が異なるというのは、長距離列車に限らず、短・近距離でもあり得ることです。こういったケースはかなり例外的ではありますが、列車利用の際にはお気をつけください。

本日の画像:

車両によって行き先が異なる場合、ホームの行き先表示も「ケルン」と「アムステルダム」のように2段書きになっているので、それが目印になります。

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