エアバスA380見物記

公開日 : 2010年06月03日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
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いよいよ6月11日から、フランクフルト=成田間に就航するのが、ルフトハンザ航空のエアバスA380・第1号機。500人を楽〜に収容するハイテク最新鋭機ということで、ひと目見たいナ〜と興味津々ながらも、当分の間はお目にかかるチャンスなど無いだろうと諦めていたところ、「5月31日(月)にバーデン・バーデン空港で、A380が離発着訓練を予定」という新聞記事を発見!この貴重なチャンスを逃してはならぬと、当日は目覚ましをかけて早起きし、たっぷり充電したデジカメ片手に出発したのでした。

と・こ・ろ・が、同じことを考える市民、ゴマンといたようで(苦笑)、空港へ近づくにつれて、国道は徐々に渋滞モード。おまけにこの日は月曜日。大型トラックやマイカー通勤者に加えて、はた迷惑なエアバス野次馬(=私も含む)が入り乱れて、さながらバカンス初日のような混雑ぶりでした。

その後、何とか空港付近にまでたどり着いたものの、空港パーキングはもちろん満員御礼で気が遠くなるような長蛇の列なので、他の野次馬見物客にならって、空港周囲の緑地に車を停めて見物することに決定。

そうこうするうち、彼方の雲間に見えてきました、エアバスの機体。うっわ〜っ大き〜い!!....のかどうか、空中には、雨雲以外に比較できる対象物がないため、正直言ってよく判らず(苦笑)。

一体どんな訓練をするのかと思いきや、休むことなくひたすら離陸と着陸を繰り返すもの(タッチ・アンド・ゴー)なので、ほんの4〜5分前に離陸した巨体が、視界の彼方でくるりと旋回して戻って来て、ずし〜んと着陸。そして、そのまま滑走路で減速することなく再び離陸し、また数分後に戻って来て着陸.....(以下その繰り返し)。

お陰で、初対面のエアバスの雄姿を心ゆくまで楽しめました。恐らく、あの機内の客席にはルフトハンザのパイロットがわんさと搭乗していて、飛行途中で操縦桿席を交代しながら順番に離着陸訓練していたのでしょうね。

ルフトハンザの記念すべきエアバスA380第1号機ですが、当初は成田発(フランクフルト行き)が月・水・土、フランクフルト発が火・金・日の週3往復。

第2号機が就航を開始する8月4日以降は、両都市間を毎日往復するとのことです。また、成田に続き、8月25日からは北京線、10月25日からはヨハネスブルク線にも導入される予定で、フランクフルト空港も、2012年をメドに、エアバス対応空港に改造されていくようです。

余談ですが、同機の離発着訓練は、6月4日(金)にも再度実施されますので、ドイツ在住のエアバスフリークの方は、ぜひ。ピカピカのエアバス離発着の様子を至近距離から、しかも繰り返し繰り返し拝める、またとないチャンスです。

本日の画像:

何度もシャッターチャンスがあったわりには、この程度の出来。カメラマンの腕がイマイチだったってことですかね。

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