焼きソーセージ入りバーガー、売り上げ１００万個達成

　　今夏日本へ里帰りした際、フランクフルト空港でふら〜り立ち寄ったマクドナルド。

どうせ機内ですぐに食事が出るのだし、ここは小物で済ませておこうとメニューを見渡すと、「なになに？ニュルンバーガー？初耳...。」で、早速注文。

すると出て来たのは、ネーミングそのまんまの「ニュルンベルク焼きソーセージ入りバーガー」でした（本日の画像）。

　　ご存知、バイエルン州ニュンベルク名物のこんがりミニ焼きソーセージが３本並び、その上に、マスタードと（画像ではほとんど判別できない）ローストオニオンがトッピングされているもので、定番のバーガー類と比べるとサイズはやや小ぶり。しかも、ワンコインで買える１ユーロのハンバーガーよりもやや割高（一個１．７９ユーロ）ですが、今夏の販売スタート後わずか３週間で１００万個の売り上げを達成したといいますから、まさに真夏のヒット商品となりました。

　　ところで、パンの上に仲良く並んでいる焼きソーセージの供給元は、ニュルンベルクの精肉メーカーであるHoWe社。いかにも肉屋のおっちゃん！という風貌の、HoWe社の創業者ULIさんは、今回のマクドナルドとの共同開発品の宣伝にも一役買っており、コミカルな宣伝ビデオにも出演するなど大張り切り。

「客として回転寿司屋に入店し、回転する寿司の間に、ニュルンバーガーをこっそり忍び込ませる編」（結局、犯行がバレて店員に追い出される）、「とり肉専門店に強引にニュルンバーガーの販促品を押しつけようとする編」（ここでもやっぱり拒否される。理由：ニュルンバーガーのソーセージは100%豚肉）など、くすっと笑える販促ビデオがネットでも見られます。

　　なお、ニュルンベルク名物のミニ焼きソーセージは、現在ミュンヘンで開催中の世界最大の民族の祭典オクトーバーフェスト会場でももちろん食べられますので、本場モンをまだご存知でない方は、ぜひぜひお味見を！