2011年 みなさまのイチオシ駅はどこ?

公開日 : 2011年05月13日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
IMG_7046.jpg

2011年度「ステーション オブ ザ イヤー」(最優秀"駅"賞)の選考にむけて、一般利用客からの「イチオシ駅」のネット公募が始まっています(公募はドイツ語のみ)。

全国津々浦々をカバーする鉄道網を誇るドイツの鉄道駅は、およそ5400カ所。それらの鉄道駅の中から、「駅の最優秀賞」を毎年選ぶ試みは2004年から続いており、大都市の駅と中小都市の駅が、それぞれ一カ所ずつ表彰されています。

選考過程では、ドイツ交通連盟、欧州自動車クラブなどの代表者で構成される審査員チームが、こっそりお忍びで候補駅を訪れ、ルーペ片手に駅内外のハードとソフトを細かくチェック。

主な審査基準となる項目は、「駅構内・駅周りの清潔さ、安全さ」、「発着アナウンスなど、利用客への情報伝達の迅速さ、正確さ」、「バリアフリー設備の充実度」、「発券窓口担当者の迅速さ、丁寧さ」、「駅構内ホテル、ショップの充実度」、「町の中心部へのアクセスの良さ」などなどで、幾多の項目が比較検討された結果、候補駅がふるいにかけられていきます。

過去の受賞駅には、ベルリン、ハノーファーといったおなじみ大都市の巨大駅から、初めて耳にするオーベルストドルフ駅や、著名建築家にちなみフンデルトヴァッサー駅として観光名所になっている所までさまざま。

今年はどんな駅がクローズアップされるのか、大いに楽しみなところです。

ドイツ鉄道の旅で記憶に残った駅を、ぜひ「イチオシ」駅として登録してみたい方(で、ドイツ語に明るい方...)は、ステーション オブ ザ イヤー公式サイトまで。

審査員が「これはオモシロイ!」と感じたエピソードを送った方には、審査サイドから照会が入ることもあるそうですので。念のため。

本日の画像:

2010年のステーション オブ ザ イヤー(中小駅カテゴリー)に輝いた

バーデンバーデン駅構内にある、受賞記念プレート。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。