禁止事項がいっぱいの緑地
本日の画像は、南西ドイツの或る保養地の遊歩道緑地に新しく設置された立て看板。
1810年当時の風景が描かれており、観光客向けの、牧歌情緒ただよう道案内看板....かと思いきや?
看板の下方に「この緑地での禁止事項」が、イラスト入りでずら〜り列挙してあるではないですか!
「犬にフンをさせてはならぬ。」
「犬を放し飼いにしてはならぬ。」
「草花を採取してはならぬ。」
なるほど。これらは公共緑地の約束ごとですから、理解できます。
禁止事項はまだ続きます。
「ボール遊びをしてはならぬ。」
「スケートボードを使ってはならぬ。」
「自転車で乗り入れてはならぬ。」
このあたりも、まあ理解できます。
ゆるりゆるりと散策している背後から、いきなりマウンテンバイクやスケボーに乗った子どもがビュ〜ン!と追い越して来たり、サッカーボールが左右に飛び交うというのも興醒めですし、何より危険ですから。
禁止事項は、まだまだあります。
「レジャーシートを敷いて座ってはならぬ。」
「音響機器を使ってはならぬ。」
手入れの行き届いた芝地が何kmも続いている場所ですから、陽気のいい日にはちょっと座って一息つきたくなりますが.....それもダメなのですね?CDプレーヤーを傍らに置き、緑に囲まれて音楽鑑賞なんてのもダメなようです。
ちょっとキビシすぎません?
そして最後の禁止事項。
「バーベキューをしてはならぬ。」
バーベキュー器材のイラストも交えてきっちり禁止しておかないと、どれだけ食べるんだ?という程大量のソーセージやステーキを持ち寄って、勝手に炭火でジュージュー始めちゃいますから、特にドイツ人(苦笑
....というわけで、この看板の立つ遊歩道で許可されている行動は、何でしょうか。
「ごく普通に散策すること」と「ジョギングすること」だけだったりして...?
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