フライブルク特派員 新着記事
地球の歩き方トラベルライター事務局です。
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フライブルク(あるいは、その近郊)に在住の方で、
「我こそ!」という方、
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今年も残りあと少しですね!元旦に独特の文化風習を持つ日本と違って、ドイツではクリスマスのままの雰囲気が続いています。そんなクリスマスから年末年始の楽しみ方の一つが、地元のクリスマスサーカスです。サーカスはクリスマス前の12月中旬から、年明け1月のはじめ当たりまで、各都市ごとに開催されるようで、フライブルクにもフライブルクのクリスマスサーカス、というものがあります。クリスマスサーカスといっても年明けまで開催中なので、興味のある方はぜひトライしてみてくださいね。
サーカスは仮設の大きなテントで開催されます。入り口と会場は別々のテントに分かれていて、入り口のテントにはチケットオフィスの他ポップコーンやドリンク販売の売店、その他にも軽食を販売するお店等が並んでいてさながら映画館の入り口みたいです。開演前や休憩時間には、たくさんの人がこの空間に出て、飲み食いを楽しんだり、会話を楽しんだりしています。
このサーカスは、家族経営で長年やってきた地元の小さなもののようですが、小さいだけに距離感が近くかなり迫力があります。動物は一切登場せず、人のみの公演ですが、手に汗握るようなアクロバティックな技を次々に見せてくれて、かなりエキサイティングでした。写真は上演中はダメだったので、会場の様子しか撮影できていないのですが。。

写真右上の暗い空間に、生演奏のバンドがいます。最初の曲は、今年の流行にあわせて映画「スターウォーズ」のテーマをあれんじしたものでした。演奏がすごく上手で、このバンドの演奏を聴くだけでもとても楽しい気分になれました。

写真右上の方に、球体の物体が見えるかと思いますが、ショーの中盤にはこの球体の中で四台のオートバイが走り回ることになりました。距離もかなり近いので、迫力満点です。
予想以上に楽しめたので、クリスマスから年末年始にドイツで過ごす予定の方は、ぜひ地元のサーカスを見に行くことを検討してみても良いかも知れません。
フライブルクのクリスマスサーカス「Circolo」の情報はこちらから確認できます。
それでは皆さん、良いお年を!
大半のお店はお休みになってしまい、日本の年末年始のようなヨーロッパのクリスマス。そんな中、イブでも当日でも、大聖堂では無料のコンサート等のイベントが行われています。クリスマスにヨーロッパへの旅行を計画されている方は、ぜひ行先の街の大聖堂のイベントを一度チェックしてみることをおすすめします。日本では中々過ごすことのできない本格的なクリスマスの様子を垣間見ることができるかも知れません。
フライブルク市の大聖堂は、古くは13世紀から長い年月をかけて建てられたもので、ロマネスク様式とゴシック様式が混ざり合った、割と規模の大きい教会です。ステンドグラスがとてもキレイで、外が明るいうちに教会に入るとその美しさに驚きます。(フライブルク市の大聖堂に関しては、以前このような記事(こちらを書いたので、興味がある方はぜひ読んでみてください。)クリスマス前から年末年始にかけては、毎日のようにこちらで無料のコンサート等が開かれます。

24日は、21時半から30分程のコーラスとオーケストラによる無料のコンサートが開催され、22時からはそのままイブのミサという流れでした。21時過ぎに教会に着くと、広い大聖堂の中はもうすでに満席です。ドイツでのクリスマスの過ごし方の一つが、夕食後に教会に行ってコンサートとミサに参加するというものなんですね。何だか、日本の年始の初詣みたいだなあとも感じました。

さて、時間になるとコーラスが歌い始めます。このコーラス、かなり歌声がキレイでクオリティも高かったです!前日に教会の傍を通った際にたまたまブラスバンドの無料演奏が行われていたのですが、少し音が散らばって残念な感じだったので、その差に驚きました。市の公式のパンフレットに載っているようなイベントは、やはり同じ大聖堂での開催でも気合が入っているのかもしれません。
そのままクリスマスのミサが始まりますが、ミサでもたくさんの歌やコーラスがあります。日本人になじみのあるクリスマスの歌(きよしこの夜等)も聞くことができて楽しかったです。また、ミサの進行の中で中に飾られていた大きなクリスマスツリーが点灯したり、司祭と子供たちが伝統的な衣装に身を包んで登場したりするのも見ていて面白かったです。残念ながら、人があまりに多かったのと、やはり敬虔なキリスト教徒の方も多く見受けられたので、ミサ中の写真はあまり撮ることはできなかったのですが。。もちろん、ただ音楽を聴きに来たり見学に来ている雰囲気の人もたくさんいました。
割と長丁場(23時までミサはありました!)が、本格的なクリスマスイブを楽しむことができるので、クリスマスにヨーロッパを旅行される際は、こうした行事への参加を検討してみても良いかも知れません。
帰り道では、大聖堂の鐘の音が町中に鳴り響いていました。(17個の鐘すべてなっていたんじゃないかというくらいの音でした。)