幻想的なRavennaschlucht のクリスマスマーケット
メリークリスマス!皆さんは今年どのようなクリスマスを過ごされたでしょうか。ドイツでは、クリスマス当日と、その次の日26日は第二クリスマスということで祝日になります。ですので、すべてのクリスマスマーケットがこの休日までには閉まってしまう(大抵最終日は23日)なのですが、今年私が足を運んだクリスマスマーケットのうち、ドイツのもので一番印象的だったものをご紹介します。来年ふとドイツに旅行を考えられた際に、ぜひ参考にされてみてください。
ドイツ、フライブルク市の近郊Rvennaschluchtというところで開かれるマーケット。これは、珍しく街中ではなく雪山の中にポッと開かれるマーケットです。古くからある鉄道の高架下で開かれるマーケットは、鉄道がいい感じにライトアップされて非常に幻想的です。ドイツ各地からも足を運んでくる人がいるほどです。
1.フライブルク中央駅からの行き方
フライブルク中央駅からHinmmelreich(ヒンメルライヒ)駅までは、普通電車で20分もせずに行くことができます。そこからはマーケットまで無料のシャトルバスが出ていて、トータルで30分程です。駐車場もありますが、事前予約制で結構埋まってしまっていることも多いようです。バスの名前は「Frohe Weinachten(メリークリスマスの意)」号。すべてのバスではありませんが、サンタクロースが運転して、中がクリスマスに飾り付けられている車体もあります。サンタの運転手さんは、行きがけにドイツ語ですが、マーケットにまつわる話を色々と解説してくれます。
バスは、30分に一本間隔、電車も同様なのでちゃんと電車バス接続するような形になっています。ただ、バスの込み具合はかなりすごいので、運が悪ければ立ち乗りになってしまうこともあります。
2.マーケットの様子
バス停に着くと、美しい雪景色(この時期フライブルク自体は全然雪がありませんでした!)と川の流れ、そしてあたたかな焚火が出迎えてくれます。
それから、スケート場も見えてきます。
可愛らしい木造のホテルや建物を過ぎると、最初の小屋が見えてきます。ここで、入場料(今年は大人一人4€、金曜日は3€でした)を払い、腕に巻くチケットをもらいます。それを巻いたら、坂をさらに上って、高架下に広がるマーケットへと向かいます。
マーケットには、シュバルツバルド(黒い森の意、この地方のこと)の名物も色々と見られて楽しいです。山の中で川も傍に流れているので寒いんじゃないかと心配な方もいると思いますが、各所に焚火がたいてあって、寒くなったらそこで温まることができます。おすすめなのが、焚火で焼くパン。焼いている間にあったまることができるし、焼きたてのパンはモチモチとしてとても美味しいですよ。
高架下は色んな色でライトアップされて本当に幻想的です。
お店も、シュトットガルトのものと比べて屋根の上は派手ではないですが、一つ一つ本当に可愛く仕上げられていて、ついついお土産を買いたくなってしまうようなものばかりでした。
注意した方が良いのは、ちょっと休憩とお腹を満たすのにレストランに入ろうと思っても、田舎なのでこの近辺にパッと入れるお店がそんなにないことです。特に、夜イルミネーションを見るような時間に近辺でそうした場所を探すことは困難なので、その点だけは考慮しておいた方がよさそうです。
そんなRavennaschluchtのマーケットの情報は、こちらから見ることができます。マーケットは、通常11月末から12月23日までの金、土、日の曜日限定で開催されます。また、入場料がかかります。お金を払ってでも十分に見に行く価値のあるマーケットなので、ぜひ、来年ドイツのクリスマスマーケットを見に行きたいなと考えている方は、旅行先に検討してみてください!
※情報はすべて2017年12月末時点のものです。
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