その歴史、日本じゃあ二番目だ。【伊豆・三津シーパラダイス】

公開日 : 2019年08月11日
最終更新 :
筆者 : わや猫

みなさん、こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。

夏は涼しげな場所に出かけたい。という事で、今回は沼津市に3つある水族館の内の1つ

伊豆・三津シーパラダイスに、フィーチャーしてみたいと思います。

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伊豆・三津シーパラダイスの歴史は古く、1930年の開業から、もうすぐ90年。

この記録は、今なお存在している水族館の中では、1913年に富山県に誕生した

魚津水族館に次ぐもので、日本では2番目に長い歴史をもった水族館なのです。

また、日本で初めて、イルカやセイウチの飼育を行った事でも有名で

自分が子供の頃には、生きたシャチやラッコなども見る事ができました。

そんな伊豆・三津シーパラダイスですが、ここ10年ほどで館内の改修工事が行われ

少しずつ姿を変えていったので、今回は、そんな本館の展示エリアを見ていきましょう。

入館料金は、2016年の改定により、大人1人2,200円、小学生以下1人1,100円。(2019年8月現在)

年間パスポートは、大人5,000円、小学生以下2,500円となり、お土産物売場で10%割引も受けられるため

自分は今年、思い切って年パスを作ってしまいました。(ただし駐車料金は毎回別途500円かかります。)

建物自体は、1977年の新装開業のさいに建てられた物らしく、入口から、スロープを下っていくと

まず、セイウチが泳いている巨大な水槽の前へと到着します。ここは以前から、あまり変化は無い様子。

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セイウチの水槽を過ぎると、水族館のメインとなる魚の国が始まります。

その初めが、2017年の改装にて誕生した、川の遊び場イズリバエリア。

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シーパラダイスというだけあって、海の生き物を中心に展示していたみとしーですが

伊豆の川に住んでいる生き物にも注目してできたのが、このイズリバのコーナーです。

エリアの中央には、人工の滝と共に、伊豆の名産品であるワサビも育てられています。

続いて、川から海へ。この先のエリアは、進めば進むほど水深が深くなっていきます。

まずは、水深0~50mにあたる表層~中層エリアから、2011年に誕生した駿河湾再発見ゾーン!

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ここでは、その名の通り、駿河湾に生息する様々な生き物たちが展示されているのですが

こんな魚もいるのか!というほど多種多様な生き物を見れて、まさに再発見を体感しました。

奥に進んで、水深50~200mの中層~深場へ。こちらは、2016年のリニューアルで誕生。

最深部となるDON底への道、ちょい底(チョイゾコ)エリアという名称で呼ばれています。

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深海の一歩手前に住んでいる生き物を観察しつつ、さらに深みへと潜っていきましょう。

そして一番奥。最深部の、DON底(ドンゾコ)エリアへと到着です。

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これまでは青いライトを基調としていたのに対し、DON底は赤いライトが映えます。

ここは、2015年に改装したとの事で、それ以前は南の海の魚たちという大水槽がありました。

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今となっては貴重な改装前の姿と見比べてみると、その差は一目瞭然ですね。

さて本館内の改装された展示エリアは、これで一通り紹介できたでしょうか。

さらに本館の外に、この夏、新たにペンパラというエリアが誕生したとの事なので

そちらも含めて、またいずれ伊豆・三津シーパラダイスへと見に行きたいです。

伊豆・三津シーパラダイスHP:http://www.izuhakone.co.jp/seapara/

住所:静岡県沼津市内浦長浜3-1  TEL:055-943-2331

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