【井川湖】湖畔に鎮座せし白き大仏【夢の吊橋】
みなさん、こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。
秋のお出かけスポットと言えば、以前ご紹介した寸又峡の、夢の吊橋。
しかし静岡には、もう1つの夢の吊橋があることを、ご存知でしょうか？
その吊橋は、寸又峡から10kmほどの東に位置する、井川湖にあります。
ここ井川湖は、奥大井・奥藁科・安倍奥・奥清水の、4つのエリアからなる
オクシズと呼ばれる地域に属し、静岡市の中でも特に山深い場所となります。
こちらの夢の吊橋は、昭和32年の井川ダム建設時にかけられたものだそうです。
そのため近くには、ダム工事の資材運搬に使われていたトンネルも残っていました。
吊橋の長さは80mと、寸又峡のものよりも10m短く、定員も半分の5名までです。
ただし、その高さは50mと、寸又峡の8mの吊橋に比べて、圧倒的に高くなります。
その高さ故に、これからの季節は、眼下に広がる紅葉を楽しむこともできます。
橋の上から眺める井川湖。湖と言っても、狭まっている場所なため、川のような光景でした。
自分が訪れたのは雨の後だったので、通常時は、もっと澄んだ綺麗な色の湖が見れるでしょう。
そんな夢の吊橋から少し進むと、小高い丘の上に、大仏が祀られています。
静岡市立井川小中学校を背にして鎮座した、高さ11mの、真っ白な井川大仏。
歯科医のご夫婦が昭和55年に建てたものとのことで、そのため歯にご利益があるとされています。
ちょうどこの記事を投稿した2日後（10月26日(土)）には、毎年開催されている秋の例祭も行われるようです。
紅葉には、まだ少し時期が早いですが、この機会に、井川へと訪れてみるのも面白いかもしれませんね。
アクセスは、新東名高速道路の新静岡ICから、車でおよそ1時間半。
都市から離れた山奥にあるので訪れるのは大変ですが、秋のお出かけには、もってこいの場所です。
夢の吊橋・井川大仏 住所：静岡市葵区井川
静岡市観光ガイド 夢の吊橋：https://www.surugawan.net/guide/623.html
静岡市観光ガイド 井川大仏：https://www.surugawan.net/guide/648.html
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