【オクシズ】山奥の湖を渡る無料観光船に乗ろう!【井川ダム】

公開日 : 2019年11月22日
最終更新 :
筆者 : わや猫

みなさん、こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。

先日、梅ヶ島の滝巡りへ行こうと出かけたものの、途中の道が土砂崩れで通行止めとなっていたため

急遽、予定を変更。同じくオクシズの一部となる、奥大井の井川湖へ行ってきました。

アクセスは、新静岡ICより、車でおよそ1時間15分。

以前ご紹介した寸又峡へ向かうのと、同じくらいの道のりとなります。

県道60号線の井川トンネルを抜ければ、そこはもう井川ダムの堤体の上です。

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1957年に完成したこのダムは、別名、井川五郎ダムとも呼ばれており

総貯水量1億5千万立方メートルを誇る、大井川水系では最大のダムとなります。

井川ダムへと訪れた最大の目的は、井川湖渡船に乗ることです。

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ダムの裏から井川本村までを行き来する定期航路は、1日4便。

この航路で使用される船舶は、赤石丸。乗客定数20人の観光船です。

利用者が多いと乗れないこともあるため、早めに乗り場へ行きましょう。

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井川本村まで、およそ15分の航路となりますが、驚くことに乗船料金は無料!

さらに井川ダム発の便の中では、お土産に缶バッジまで頂いてしまいました。

この他にも、本村から宮向まで渡る対岸交通(基本は1日1便。要望により随時運航)。

ダムから宮向まで渡る航路(団体利用のみで、要連絡)。

さらに、本村から井川大橋までをぐるっと回る周遊船などもあるようですが

基本的に乗る機会に恵まれているのが、この定期航路のみとなっています。

詳しい運行状況は、井川湖渡船のご案内を確認ください。

こちらは、船の上から眺めた井川ダム堤体の内側の様子。

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さらに、以前訪れた夢の吊橋も湖側から眺めることができます。

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普段は、なかなか見ることができないような景色を楽しんで、井川本村へ。

帰りの船の出港時間を待つ間、井川本村を巡ってみました。

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まるで教会のようなこの建物は、南アルプスユネスコエコパーク井川ビジターセンター。

以前は、えほんの郷と呼ばれていた建物です。

館内では世界中から集めた珍しい絵本が読めるほか、カフェでの食事、お土産の販売も行われています。

井川本村を巡っている最中、民家の屋根の上から野生の猿が飛び出してきました。

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こんなシーンに遭遇できるのも、自然豊かな山の中ならではですね。

だた、やはり山奥なので、車でアクセスするには、急傾斜の道を進まなければならず大変です。

運転が心配な方は、大井川鉄道を利用した、列車の旅をしてみるのもおすすめ。

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ちょうど大井川鉄道 井川線の終点が、井川ダムの目の前にある井川駅となります。

大井川鉄道 HP:http://oigawa-railway.co.jp/abt

当初の予定とは異なってしまったものの、およそ2年ぶりに訪れた井川を満喫できて、充実した1日でした。

今年は11月下旬に、5日間ほど井川湖渡船が臨時運休するそうなので、船に乗れたのもラッキーでした。

井川へ訪れる際は井川湖渡船、おすすめです!(ただし、寒い時期の防寒対策は万全に)

ちなみに、井川ダムの駐車場は利用率が高いため、もし車がいっぱいの場合は

その裏手を上った先にある、井川展示館裏の広場を利用することができます。

井川ダム・井川駅 所在地:静岡県静岡市葵区井川

井川ビジターセンター 所在地:静岡県静岡市葵区井川964

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