【長泉町】愛鷹山の麓にたつ鶴亀城

公開日 : 2021年01月15日
最終更新 :
筆者 : わや猫

こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。

皆様は、鶴亀城というお城を、ご存知でしょうか?

鶴亀城といっても長崎県にある城跡ではなく、愛鷹山の麓に建てられたお城です。

昨年2020年に長泉町森林公園へと行く途中で、このお城にも訪れました。

鶴亀城があるのは、新東名高速道路の長泉沼津ICより、桃沢川を挟んだ対岸側。

新東名高速道路の上に掛けられた西細尾橋を渡って細い道を進むと、すぐに到着します。

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お城といっても高さ3mほどのイミテーションで、本物のお城のような大きさではありません。

自分が訪れたのは午後だったため、太陽の位置関係から鶴亀城に後光が差していました。

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このお城は、鶴亀方式の区画整備を考案し、静岡県東部の公共道路整備を行った土倉彰晴氏の功績を称え、彼が代表を務めていた(有)鶴亀不動産/鶴亀道路企画によって、2001年に建てられたものなのだそうです。

その建築に携わった協賛者の名前が刻まれた石碑や、彰晴氏が出身地である長泉町を思って詠んだ歌碑。

鶴亀不動産の現代表者を務められている土倉章義氏の言葉が刻まれた記念碑が、お城の前に並んでいます。

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また城側面の石垣にも、土倉彰晴翁の功績を刻んだ石碑が設置されていました。

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ちなみに、この反対側にも『青少年に告ぐ』と題された、商いの心得が刻まれた石碑があります。

もし将来、商人の道を志しているのであれば、その言葉を見に鶴亀城へと訪れてみるのも良いでしょう。

そんな鶴亀城から西側に見える、新東名高速道路 長泉沼津インターチェンジの桃沢川橋。

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このお城が建てられたときには、まだ新東名高速道路も建設途中だったと思うと、不思議な趣がありますね。

城の周囲にはセンダングサが生息しているので、訪れる時期によっては、ひっつき虫にお気をつけください。

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■鶴亀城

・住所: 静岡県駿東郡長泉町元長窪

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