【静岡市】ワラビーの子育て奮闘記【日本平動物園】

公開日 : 2021年06月05日
最終更新 :
筆者 : わや猫

こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。

先日、国内最高齢だったアメリカバイソンのモモが、老衰のため亡くなったとのニュースがありました。

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僕は、その2週間前に日本平動物園へと訪れていたのですが、バッファロー舎の方へは行かなかったので、最後にモモの姿を見なかったことが悔やまれます。

さて、そんな日本平動物園では、昨年に続いて今年2021年も、ベネットアカクビワラビーが子育ての真っ只中。

カンガルーの仲間であるワラビーは、子供を未熟な状態で出産し、そのあとお腹の袋で育てる有袋類の仲間。

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そのため赤ん坊が袋から顔を出すまでの半年間は、なかなかその姿を確認することができません。

そして、ようやく出てきたその姿を見られたと思ったら、すでにかなり大きく育っていました。

これだけ大きくなっても、まだお母さんの袋の中へ入るので、有袋類の子育ても楽ではありません。

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ちなみに右耳にオレンジの耳標があるのは、甲府にある遊亀公園附属動物園からやってきた、ハコベ。

昨年は残念ながらハコベの仔は亡くなってしまいましたが、今年は順調に育っているようで何よりです。

同じく、遊亀公園附属動物園からやってきた、スズシロ。こちらは青い耳標が目印。

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スズシロも、昨年の仔に続いて順調に子育てを行えているようでした。

スズシロが昨年育てていたのが、こちらのノドカ。

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大人たちに比べると、まだまだ小柄に見えるノドカですが、もうすっかりお姉さんです。

そんな子供たちの、お父さん? オスのドコ。

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オスは、もう1匹。2018年に生まれた、ドコの子供のエコもいました。

しかし残念ながら、エコは昨年11月に肺出血で亡くなってしまったそうです。

関連リンク:ZOOしずおか 90号(pdf)

ワラビーの授乳期間は、1年ちょっととのことで、もうすぐ今年の子育ても終わりを向かえるでしょう。

新しく生まれた2匹を加えて、計6匹となった日本平動物園のベネットアカクビワラビー。

もしかしたら今後もまた子育てを見られる機会が訪れるかもしれないので、お腹の袋には要注目です。

■日本平動物園

・住所: 静岡県静岡市駿河区池田1767-6

・TEL: 054-262-3251

・開園時間: 9:00~16:30(入園は16:00まで)

・休園日: 毎週月曜日(祝日、振替休日のときは翌平日)、12月29日~翌年1月1日

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