【熱川バナナワニ園】熱帯植物とアマゾンマナティーに会いに行く【本園】

公開日 : 2021年10月26日
最終更新 :
筆者 : わや猫

こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。

伊東から国道135号線を南下して下田方面へ向かうと、途中いくつかのテーマパークが点在しています。

その中から今回は、東伊豆町奈良本にある動植物園、熱川バナナワニ園へと行ってきました。

熱川バナナワニ園は、本園、ワニ園、分園の3つのエリアから成る施設です。

本園とワニ園は、伊豆急 伊豆熱川駅の北口を出て、徒歩1分ほどで到着することができました。

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車で訪れる場合は、ワニ園と分園それぞれに無料の駐車場があるので、そちらを利用してください。

さて今回は、1958年の開園よりすでに半世紀以上が経った、熱川バナナワニ園の本園を見ていきましょう。

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本園には、熱帯性花木、シダ、食虫植物、ブロメリア、洋ラン、観葉植物、熱帯性スイレン、熱帯野生ラン&オニオオバスの、8つの温室があります。

その8つの中でも、僕が特に印象的に思えたのが、7号温室のスイレンです。

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マス目状に分けられ、およそ60種の睡蓮が並んで展示されている様に圧倒されました。

多種多様な睡蓮の中から、自分のお気に入りの品種を探してみるのも一興でしょう。

さらに8号温室では、直径2mを超えるオニオオバスが展示されたダイナミックな池が現れました。

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ドーム状に組まれた温室の無機質な骨組みが、池の水面に映し出される姿もまた絵になります。

とまあ想像以上にすばらしい温室に驚かされたのですが、熱川バナナワニ園にはひとつ残念な点もあります。

それは、園内がバリアフリーになっていないということ。(ワニ園のみ階段に車椅子用昇降機が設置されています)

温室内の通路が狭いという点に加え、特に後半の6・7・8号温室へは階段を上らなければ行くことができません。

立地の問題などもあって仕方ないのですが、万人がこの光景を目にできないのは非常にもったいないと思いました。

さて、そんな熱川バナナワニ園ですが、植物以外にも注目すべきポイントがあります。

それがこの、アマゾンマナティー。日本で飼育しているのは、ここ熱川バナナワニ園のみという生き物です。

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来園したのは高度経済成長期の1969年とのことで、すでに50歳を過ぎた個体となります。

2017年に、ポルトガル語で一緒を意味する「じゅんと」という名前がつけられたそうです。

ほかにも本園では、インコの仲間から、ワニの仔、チュウゴクオオサンショウウオも展示されています。

温室からエントランスへ戻ったところにも、パロットファイヤーという熱帯魚の水槽がありました。

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名前は、ふくちゃん。みんなに幸せを運ぶ、熱川バナナワニ園のアイドル的な存在でしょうか。

こんな感じで、ざっと見て回った熱川バナナワニ園の本園巡りは、以上となります。

ほかにも見所はありますが、まだワニ園と分園が残っているので、次はそちらへ行ってみましょう。

■熱川バナナワニ園

・住所: 静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1253-10

・TEL: 0557-23-1105

・入館料: 大人1800円、小学生以下900円、4歳未満無料

・営業時間: 09:00~17:00(最終入園16:30)

・定休日: 年中無休

・URL: http://bananawani.jp/

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