【東京ソラマチ】東京スカイツリータウンにある人工海水の水族館【すみだ水族館】
こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。
前回、初めて訪れた、東京スカイツリー。
実は、その2年前にも1度、東京スカイツリータウンへは来たことがありました。
今回は、その際に訪れた、すみだ水族館について取り上げていきます。
スカイツリーの入口フロアがある、東京ソラマチ4階タワーヤード。
そこから、スカイツリーを回り込むようにウエストヤードへ進んでいくと、すみだ水族館へと到着です。
すみだ水族館は東京ソラマチの5・6階に造られた水族館で、スカイツリーと同じく2012年にオープンしました。
同様に都内のビルの上にある水族館は、池袋サンシャインシティにあるサンシャイン水族館が連想されますが、あちらは八丈島から組み上げた海水を搬入しているのに対し、こちらでは人工の海水を利用しているそうです。
この試みは、京都水族館に続く2例目との事で、今後この人工海水を使った水族館も増えていくことでしょう。
さて、そんなすみだ水族館ですが、2020年には一部エリアのリニューアル工事も施されました。
僕が訪れたのはリニューアル前なので、現在とは異なる部分もあるだろうことをご了承ください。
入館料金は、大人1人2300円。こちらも、リニューアルに合わせて若干値上げされています。
すみだ水族館が、特に力を入れている点といえば、まずクラゲが思いつきます。
クラゲは常時10種類以上が展示されており、そのなかには、ここで初めて目にする種もいました。
そんなクラゲの飼育・研究をしているのが、アクアラボ。
こちらもクラゲエリアの一部にあり、その作業の様子を外から眺めることができます。
今年2021年、伊豆・三津シーパラダイスに誕生したみとしーラボの、先駆け的な存在でしょうか。
また、プロジェクションマッピングを使った、クラゲ万華鏡トンネルというエリアも別にあります。
クラゲとプロジェクションマッピングは相性が良いためか、近年、取り入れる水族館も増えている印象です。
続いて、すみだ水族館と言えば忘れてはいけないのが、チンアナゴ。
ニシキアナゴ、ホワイトスポッテッドガーデンイールともども、約300匹がひとつの水槽で暮らしています。
幅5.5m×奥行き2m×水深1.3mという大きなワイド水槽は、四方すべてから内部の様子を覗き込むことが可能です。
この水槽は計4つありますが、そのうちのひとつが丸々チンアナゴたちに使われているという、贅沢な環境でした。
その熱の入れようは、純金製のチンアナゴ「純チン」が入った福袋(価格111万円)を作ってしまうほどです。
現在はコロナ対策で中止されていますが、チンアナゴの「さあ、ゴハン!」という餌やりイベントのときには、ご飯欲しさに巣穴から飛び出して泳ぐ姿を見られたりなど、いつもとは異なるチンアナゴたちを見ることもできます。
そして、そんなクラゲやチンアナゴ以上に、すみだ水族館の顔とも言えるのが、金魚です。
和金、琉金、丹頂、朱文金、茶金、出目金、コメット、東錦、桜錦、蘭鋳等々、
実に20種類以上もの金魚が、江戸リウムというエリアにて展示されていました。
金魚といえば江戸川区にある無料動物園でもさまざまな種類を展示していましたが、こちらはそれを超える規模です。
フナから金魚への品種改良の説明がされていたりと、これだけ金魚をフィーチャーした水族館も珍しいでしょう。
インパクトという点では、ホールの中央に造られた水量350tの、マゼランペンギンのプールも見逃せません。
プールを囲むように上下階をつなぐスロープが通っているので、さまざまな角度からペンギンを見ることができます。
こちらでも、ペンギンの「さあ、ゴハン!」というイベントが行われていたのですが......
1羽1羽が何匹の魚を食べたのか声をかけ合ってチェックするという、まるで軍隊のような光景にビックリ。
ペンギンのマーチと言えば、ほのぼのとしたイメージがありますが、エサを求める行進はまさに戦場でした。
以上が、すみだ水族館へと訪れた際に、特にチェックしておきたいポイントだと思います。
規模自体は、そこまで大きくないのですが、スカイツリーの側ということで来客数はかなり多い印象でした。
また、リニューアルで登場した新エリアもあるので、いずれそれらも確認しに行ってみたいと思います。
■すみだ水族館
・住所: 東京都墨田区押上1-1-2
・TEL: 03-5619-1821
・入館料: 大人2300円、高校生1700円、中・小学生1100円、3歳以上700円
・営業時間: 平日10:00~20:00、休日09:00~21:00
・休館日: 年中無休(メンテナンス等による臨時休園あり)
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