高塔山のあじさいが満開です

公開日 : 2019年06月13日
最終更新 :
筆者 : Duke

こんにちは。地球の歩き方福岡特派員のDukeです。あじさいが美しい季節になりましたね。今日は、県内有数のあじさいの名所である北九州市若松区にある高塔山公園を紹介します。

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恒例の高塔山あじさい祭りが今週末(6月15日、16日)に予定されています。あじさいの開花状況が気になるところですが、今日(6月13日)の時点で、頂上の展望広場や野外音楽堂周辺のあじさいは、ほぼ満開に近い状況でした。

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あじさい祭り直前の14日の夕方から15日の朝にかけて、北九州では雨の予報が出されています。このところ晴天続きだったので、あじさいにとっては恵みの雨になるといいですね。(カラカラだとかわいそうなので、私は霧吹き持参で写真を撮りました)

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この季節、高塔山で7万株を越えるあじさいが咲き誇ります。西洋あじさいも、日本古来のガクアジサイも本当にきれいです。

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花びらのように見える外側の萼は、葉っぱが変化したもの。中央にあるのが花(両性花)です。丸くて固い蕾が弾けるように開いていきます。

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山頂から少し下ったところにある野外音楽堂周辺は、特徴的なあじさいが集中しており、いろんな品種を楽しめます。

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萼の部分がカップ状に開いているのは、ウズアジサイです。

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これも変わったあじさいですね。ピンクアナベルと言う品種だそうです。

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細長く垂れ下がるように咲くカシワバアジサイ(柏葉あじさい)。

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こちらはヤマアジサイ。白から赤に変化するそうです。

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高塔山と言えば「河童伝説」が有名です。伝わるところによれば、・・・・・・昔々、高塔山周辺にはタチの悪い河童が多数住み着いており人間を困らせていました。これを見かねた堂丸総学という山伏が、連日連夜、河童を封じ込める祈祷を行ない、ある日ついに石の地蔵に一尺あまりの大釘を打ち込むことによって、悪い河童を封じ込めたそうです。

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その河童封じ地蔵を祀るお堂です。

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中に入ってお地蔵様の後ろに回ってみました。背中に見えているのが、総学が打ち込んだ大釘です。

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高塔山あじさい祭りでは、二日間を通じて様々なイベントが行われます。詳細はこちらでご確認ください(→若松あじさい祭り実行委員会公式HP)。

また祭りの期間中は、混雑緩和のため高塔山へのマイカーの乗り入れはできません。代わりに、若戸渡場とボートレース若松から高塔山山頂(麓の佐藤公園にも停車)の間で、無料シャトルバスが運行されます。若松渡場には駐車場はありませんので、マイカーの方はボートレース若松の駐車場をご利用ください。

【高塔山あじさい祭り2019】

 ○期間:2019年6月15日(土)~16日(日) 10:00~16:00

 ○場所:高塔山公園、佐藤公園ほか

筆者

特派員

Duke

縁あって福岡県北九州市に落ち着いて、はや15年。県外の方はもちろん、地元の方にも楽しんでいただけるよう、福岡・北九州の旬な情報を発信していきたいと思っています。

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