福岡県のコスモス名所~海の中道海浜公園
こんにちは、「地球の歩き方」福岡特派員のDukeです。今日は、福岡県のコスモス名所のひとつ、福岡市東区の海の中道海浜公園を紹介します。
海の中道海浜公園(略して「うみなか」)は、北は玄界灘、南は博多湾に挟まれた砂州「海の中道」にある東西約6kmに及ぶ広大な国営公園です。アスレチックや各種遊具、ゴーカートやサイクリング、動物と触れあうスペースなどで楽しめるほか、四季を通じてさまざまな花が咲き、訪れる人を和ませてくれます。特に、春のネモフィラと秋のコスモスは圧巻です。
西口から園内に入ると目の前に現れる虹の池。まるで絵画のような風景です。
一番の見どころは、花の丘周辺のコスモス畑です。週末はカメラ片手に散策する人で賑わいます。この写真は10月28日に撮ったものですが、今年のコスモスはそろそろ終盤のようでした。
花びらと花びらの間に隙間のない、ちょっと変わったコスモス。菊のご紋の形に似ているようにも見えます。
今年はコスモス畑の周りに植えられていたコキア。
キバナコスモスの一種、花びらに透明感があるレモンイエロー。
こちらは彩の池周辺のコスモス。この辺りには、濃赤色の縁どりに縦縞が入ったあかつきや、白地にピンクの縁どりがかわいらしいピコティなど、変わり咲きのコスモスが多く植えられています。
一般的なコスモスは花びらが8枚ですが、こんな八重咲のコスモスもあります。
筒状の花びらが特徴のシーシェル。
彩の池から近いフラワーミュージアムを歩いてみました。ここでは、各種フラワーバスケットや、道沿いに植えられた季節の花々を楽しめます。
羽毛のような柔らかい花穂が特徴のパンパスグラス。和名は、銀葦と書いて「シロガネヨシ」といいます。
フラワーミュージアムの奥まった場所にはこぢんまりとしたバラ園があり、数は多くありませんがさまざまな品種のバラが育てられています。
この日のうみなか、最後はカナールの噴水。水の勢いがすごくて見ごたえがありました。
場所は変わって遠賀郡水巻町。遠賀川河川敷のコスモスです。毎年10月下旬にはコスモス祭りが行われ、大勢の人が訪れます。
ここはオーソドックスなコスモスばかりですが、背景となる遠賀川や土手がコスモスと調和してとてもきれいです。河川敷に駐車場もありますよ。
海の中道海浜公園は東西に長い公園で、全部で4ヵ所の入口があります。いろんな施設があちこちに点在していますので、目的に応じてどこから入園するか決めるとよいでしょう。私がいつも使う西口は、花の丘やフラワーミュージアムへのアクセスに便利です。
福岡県にはコスモス名所といわれる場所がいくつかありますが、うみなかのコスモスの特徴は、ここでもいくつか紹介した変わり咲きのコスモスが多く見られること。さわやかな秋晴れの下、コスモス畑を歩きながら、いろいろな色や形のコスモスを探すのも楽しいものです。(過去にこの公園で見つけた変わり咲きのコスモス)
【海の中道海浜公園】
〇場所:福岡市東区西戸崎18-25
〇開園時間:09:30~17:00(11月~2月)、09:00~17:00(3月~10月)
〇料金:大人(15歳以上)450円、シルバー(65歳以上)210円、中学生以下無料
〇海の中道海浜公園HP:https://uminaka-park.jp/
筆者
特派員
Duke
縁あって福岡県北九州市に落ち着いて、はや15年。県外の方はもちろん、地元の方にも楽しんでいただけるよう、福岡・北九州の旬な情報を発信していきたいと思っています。
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