ラーメンや焼うどんだけじゃない~北九州にはチャンポンがある!
こんにちは、「地球の歩き方」福岡特派員のDukeです。北九州で麺類といえば、やはり豚骨ラーメンやうどん、焼うどんなどを思い浮かべますが、実はおいしくて個性的なチャンポンの店も多いんです。今日は、北九州ならではのチャンポンを紹介したいと思います。
まず1軒目は、八幡西区八枝にある「銀河のチャンポン」。この店は昼時ともなれば広い駐車場はいっぱい。店の前に行列ができる人気店です。以前はJR八幡駅前にあったのですが、駐車場がなかったためこの場所に移転したとのこと。以前の店は、「八幡のチャンポン」と屋号を変えて親族の方が引き継いでおり、こちらも変わらぬ人気を博しています。
銀河のチャンポンのスープは溶き卵入り。これが鶏がらベースのスープの味を、いっそうまろやかに仕上げています。
麺の上にはチキンカツのトッピング。これが北九州のチャンポンの特徴のひとつです。熱々サクサクのチキンカツは、ボリュームたっぷりでジューシー。じっくりスープに浸して食べてもよし、別皿にとってチキンカツのサクッとした食感を楽しむもよし。意外に思われるかもしれませんが、チキンカツとチャンポンとの相性はばっちりです。
キャベツやニンジン、タマネギにモヤシなど、たっぷりの野菜から自然な甘みがスープに溶け出しておいしいです。
2軒目に紹介するのは、八幡西区浅川台の「折尾のちゃんぽん」。折尾駅から学園大通りを道なりに北に進み、資さんうどんや日産プリンス福岡、びっくりドンキーがある浅川交差点の角で、資さんうどんの向かいのビルの1階にあります。
この店のちゃんぽんにも、もちろんチキンカツ。銀河のチャンポンと同じく、鶏がらスープには溶き卵が入っています。野菜もたっぷりで滋味あふれる優しい味です。
中太ストレート麺に大きなチキンカツ2個。大学生の常連さんが多いのも納得のボリュームです(さらに大盛やチキンカツの増量を注文している学生さんも多いです)。
また、これらの店ではチャンポンだけではなく、麺のもちもち感と甘めのソースが特徴の焼きそばもおすすめです。
生卵入りの焼きそばに、チキンカツなどをトッピングすることもできます。
3軒目は折尾のちゃんぽんと同じく八幡西区浅川台にある「のり平ちゃんぽん」。普通の住宅の1階を改装し、夫婦で切り盛りしておられる地元の人気店です。のり平のチキンカツは3個が基本。あっさりめの豚骨スープに野菜の旨みが溶け込んでいます。ちなみにこの店では、焼きめしや皿うどんもチャンポンに劣らぬ人気です。
銀河のチャンポンのメニューを参考までに......。カツや麺、それぞれの増量などのバリエーションが豊富なので、好みに合わせて注文できます。
北九州のチャンポンと焼きそば、ぜひ試していただきたいと思います。
チャンポンにチキンカツは、北九州市民にとっては慣れ親しんだ味。おいしくてボリュームたっぷりの地元飯なんです。チキンカツの持ち帰りもできますよ。
このほか北九州には、豚骨スープの戸畑チャンポンというジャンルもあります。細い蒸し麺を使うのが特徴で、こちらも根強い人気がありますので、いつかレポートしたいと思います。
筆者
特派員
Duke
縁あって福岡県北九州市に落ち着いて、はや15年。県外の方はもちろん、地元の方にも楽しんでいただけるよう、福岡・北九州の旬な情報を発信していきたいと思っています。
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