糸島半島この季節の風物詩~カキ小屋

公開日 : 2020年03月09日
最終更新 :
筆者 : Duke

こんにちは。「地球の歩き方」福岡特派員のDukeです。カキのシーズンもいよいよ終盤に入ってきましたね。福岡市と糸島市にまたがる糸島半島はカキの養殖が盛んなところで、漁師さんが営むカキ小屋が人気を博しています。今日は、そんな糸島半島のカキ小屋を紹介します。

糸島半島には、糸島漁協に所属する岐志漁港と、船越漁港、加布里漁港、福吉漁港、福岡漁協の唐泊漁港とがあり、規模の大小はありますが、多くのカキ小屋が立ち並んでいます。この写真は加布里漁港の住吉丸で、多くのカキ小屋はこのようなビニールハウスで営業しています。

20Kakigoya01.jpg

こちらは船越と並んで規模の大きい岐志漁港。今シーズンからビニールハウスではなく、常設型の店舗に様変わりしました。

20Kakigoya02.jpg

店によって多少の違いはあっても、カキ小屋の中はこんな感じです。

20Kakigoya03.jpg

カキが焼ける香ばしい匂いが漂いはじめると、がぜん食欲が増してきます。

20Kakigoya04.jpg

カキだけではなく、ホタテやヒオウギ貝、サザエやハマグリ、ほかにもさまざまな海産物が用意されていますので、カキが嫌いな人でも大丈夫。豊富な食材で海鮮バーベキューを楽しめます。

20Kakigoya05.jpg
20Kakigoya07.JPG

焼きガキは海の塩味だけでシンプルに食べてももちろんおいしいのですが、備えつけの醤油やポン酢なども味の変化があっていいものです。また、バターやバジル、粉チーズなど好みの調味料を持参すれば、ひと味もふた味も違う焼きガキを味わうことができますのでおすすめです。

20Kakigoya06.jpg

ホタテには、やはりバターがぴったり。

20Kakigoya08.jpg

糸島半島加布里で採れる天然ハマグリは、日本で多く出回っている外国産ではなく貴重な国産固有種。自然な甘みがあっておいしいので、ぜひ試していただきたいと思います。

20Kakigoya09.jpg

ビールや日本酒、焼酎にワインなど、アルコール類(飲みもの全般)は持ち込みOKです。紙コップなどは持参しましょう。食べものの持ち込みができるカキ小屋もありますが、店によって対応が異なりますので事前に確認してくださいね。

20Kakigoya10.jpg

車エビはあまり焼きすぎず、パッと塩を振って食べるのがおすすめです。

20Kakigoya11.jpg

これは九州ならではのイワシ明太のホイル焼き。脂ののったイワシとピリッと辛い明太子がよく合います。

20Kakigoya12.jpg

ご飯ものも用意されています。醤油を垂らしながらじっくり炙れば、香ばしい焼きおにぎりができあがります。

20Kakigoya13.jpg

カキのガーリックソテー。近ごろのカキ小屋はサイドメニューも充実しており、店ごとに工夫を凝らしていますのでメニュー表をよくチェックしてみましょう。

20Kakigoya14.jpg

定番のカキフライ。

20Kakigoya15.jpg

カキのピザなんかもありますよ。

20Kakigoya16.JPG

〆は何といってもカキご飯でしょう。

20Kakigoya17.jpg

糸島半島のカキ小屋は漁師さん直営のため、目の前の海で揚がった新鮮なカキが食べられます。採れたてのカキをそのまま焼いて食べるのは格別です。シーズンは10月から3月くらいが一般的ですが、なかには4月まで営業するカキ小屋もあるようです。営業時間も店によって多少異なりますが、大体9時から10時にオープンし夕方(17時頃)まで営業しています。

新型コロナウイルスの影響で客足は例年より少なめとのことでしたが、やはり週末は混みあっています。平日なら半分くらいの埋まり具合だそうですので、隣の席との間隔はあまり気にせずに済みそうです。今の時期は、窓を開けて換気にも気を遣っています。

〇岐志漁港: 糸島市志摩岐志778-5(12店舗)

〇船越漁港: 糸島市糸島市志摩船越415(8店舗)

〇加布里漁港: 糸島市加布里1196-27(2店舗)

〇福吉漁港: 糸島市二丈福井5490-13(4店舗)

〇唐泊漁港: 福岡市西区大字小田(1店舗)

筆者

特派員

Duke

縁あって福岡県北九州市に落ち着いて、はや15年。県外の方はもちろん、地元の方にも楽しんでいただけるよう、福岡・北九州の旬な情報を発信していきたいと思っています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。