北九州市のウォーキングスポット～瀬板の森公園
こんにちは、「地球の歩き方」福岡特派員のDukeです。福岡県での新型コロナウイルスの新規感染者数は、ここ数日落ち着いてきていますが、外出自粛要請は継続しています。長引く外出自粛で運動不足になりがちなこんな時こそ、ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れて心身を健康に保ちたいもの。今日は、ウォーキングに適した公園のひとつとして、北九州市八幡西区の瀬板の森公園を紹介します。
瀬板の森公園は、瀬板貯水池の西側半分に遊歩道や休憩施設を整備した自然体験型の公園です。アクセスポイントは北側駐車場と南側駐車場の2ヵ所。ふたつの駐車場を結ぶアスファルト舗装の遊歩道が主園路で片道約2.5kmで、往復すれば約5kmのウォーキングとなります。このほか、北側駐車場から北に延びる北側散策路（樹林コース、1.3km）、南側駐車場から分岐して主園路に合流する南側散策路（水辺コース、0.6km）、主園路から分かれて水辺を周る小径などがあり、体力や気分でルートを選ぶことができます。
それでは、北側駐車場から出発して南側駐車場に向かう主園路を歩きましょう。
主園路は十分な広さがあり、アスファルト塗装された歩きやすい道です。ただし散策路と異なり、主園路については自転車の走行が認められているので、お互いに注意する必要があります。
ところどころにベンチも置かれていますので、疲れたときはいつでも休憩をとることができます。
また、遊歩道沿いには約600本の桜が植えられていますので、桜の時期の散策はとりわけおすすめです。
主園路の途中に「水の丘」や「花の丘」といったピクニックに適したゾーンもありますので、花や緑に囲まれた貯水池の眺望を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
いつもなら、貯水池に面したウッドデッキでピクニックを楽しむ家族をよく見かけるのですが、さすがに今は多くありませんね。
遠くの風景を眺めながら歩くのは爽快感を与えてくれます。
自然の地形や植生を活かして遊歩道が設けられているので、風景が常に変わり退屈しません。
桜の時期が過ぎ、今は新緑が目に鮮やかです。モミジなどの種類も多いので、秋にはきれいな紅葉が見られることでしょう。
主園路から未舗装の散策路に入ると人通りも減って、鳥の声がなおいっそう近くに聞こえます。
水辺に近い散策路では、貯水池をより身近に感じられます。この浮橋の手前には子供の丘と呼ばれる広場があり、ベンチテーブルのほか各種遊具も設置されています。
時期によっては、白鳥をはじめいろんな水鳥に出会えるかもしれません。
こちらは北側散策路です。この散策路は片道1.3kmを往復するコースで、ずっと樹林帯が続くため、夏場などは厳しい日差しを避けて歩くことができます。
ただ、木々の中を歩くので景色は期待できません。
市街地に近い場所にありながら、豊かな緑や水辺の環境を満喫できる瀬板の森公園。北側散策路を除いては平たんな道ばかりですので。幅広い年代の方にも無理のないルートとなっています。
南北2ヵ所の駐車場がありますが、北側は75台しか止めることができませんので、駐車場がいっぱいの場合は南側駐車場を利用しましょう。こちらなら189台駐車可能です。
【瀬板の森公園】
・住所： 北九州市八幡西区瀬板2丁目ほか
・駐車場： 北側75台、南側189台（9:00～17:00）無料
筆者
特派員
Duke
縁あって福岡県北九州市に落ち着いて、はや15年。県外の方はもちろん、地元の方にも楽しんでいただけるよう、福岡・北九州の旬な情報を発信していきたいと思っています。
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