7万株の紫陽花が見頃です!~北九州市若松区高塔山
こんにちは、「地球の歩き方」福岡特派員のDukeです。今日は、北九州市若松区高塔山のあじさいを紹介します。高塔山は福岡県でも有数のあじさいの名所で、この時期には7万株を越える紫陽花が咲き誇ります。
6月の週末、高塔山で行われる「若松あじさい祭り」には、例年多くの人が訪れるのですが、昨年に引き続き今年2021年も新型コロナのため中止となりました。
あじさい祭りが中止されたのは残念ですが、それでも7万株のあじさいは今年も健気に咲いています。
華やかな西洋アジサイもきれいですが、日本古来のガクアジサイの種類が多いのが高塔山の特徴です。
花びらのように見える外側の萼は、葉っぱが変化したもの。中央にある堅い蕾が花になります(両性花)。
装飾花の色は、青の濃淡やふじ色、赤やピンクなどさまざま。
花びらの形もシンプルなものから八重咲きまでいろいろです。
半日陰の湿り気のある林や沢沿いに生育するヤマアジサイ。このため、サワアジサイとも呼ばれることがあるようです。
長く尖塔状に咲く柏葉あじさい(スノークイーン)。白い装飾花の下に見えるもわもわっとした部分が両性花です。
同じ柏葉あじさいの仲間ですが、こちらは装飾花が八重咲き。スノーフレークと言います。
北米原産のピンクアナベル。
高塔山は標高124mと小さな山ながら、正面に若戸大橋を望む山頂の展望台からの眺めは格別です。とりわけ夜景の美しさは有名で、人気の夜景スポットとなっています。
高塔山散策の主体は山頂広場周辺になります。駐車場に車を止めたら展望台周辺だけではなく、あたり一帯をのんびり時間をかけて歩いてみてください。第一駐車場から第二駐車場の間の道路沿いや、野外音楽堂周辺では珍しいガクアジサイをいろいろ目にすることができます。絶え間なく聞こえる野鳥の声が散策の疲れを癒やしてくれますよ。
また、あじさい祭りは中止となりましたが、高塔山一帯で撮影された写真を対象とする「高塔山あじさいフォトコンテストは、今年も行われます。「これは!」という写真が撮れたら、若松区役所Instagramアカウント「若松に恋」をフォローし、ハッシュタグ「#高塔山あじさい2021」と、撮影した「場所」を付して投稿してください(2021年5月26日~6月30日の期間中)。入賞者30人には、「若松のお土産コンテスト」入賞商品がプレゼントされるそうです。
筆者
特派員
Duke
縁あって福岡県北九州市に落ち着いて、はや15年。県外の方はもちろん、地元の方にも楽しんでいただけるよう、福岡・北九州の旬な情報を発信していきたいと思っています。
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