万葉集にも詠われた歴史ある里山「額取山」

公開日 : 2018年03月07日
最終更新 :
筆者 : bill

郡山市逢瀬町にある額取山(ひたいとりやま)へ行って来ました。

福島県のほぼ中央部に位置し、別名「安積山」とも呼ばれています。

万葉集にも詠われた歴史のある山で、その名は、八幡太郎義家が元服の儀で額髪を剃ったことに由来するそうです。

日本百名山の著者「深田久弥」もこの地を訪れ、その眺望を称賛しています。

駐車場へと向かう途中、額取山を主峰とする安積アルプスを見上げます。

(左のピークが最高峰の大将旗山。額取山は中央右寄りのピーク)

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今回は、滝の弘法清水前から山頂をピストン。

先ずは駐車場から暫し車道を歩きます。

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右奥に目指す額取山の頂を望みます。

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滝登山口の入口です。

無雪期なら、ここまで車で入ることができるようです。

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しっかりと残るトレースに沿ってツボ足で進みます。

やや腐りはじめた雪に近付く春を感じます^^;

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最初の急登を過ぎ、熱海ルートとの分岐点へ。

左に折れ、更に高度を上げて行きます。

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雑木林に囲まれた尾根道に入ると、木々の合間から遠くの山々が見え始めます。

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灌木帯へと入り、一気に視界が開けます。

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山頂手前の小ピークから額取山の頂です。

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山頂到着です。

山頂は東西に広く、東側に柱票や一等三角点、西側にケルンがあります。

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磐梯山と猪苗代湖の全景です。遠く、飯豊山も見えています。

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~深田久弥「日本百名山」(磐梯山の項)より~

"猪苗代湖の一大円鏡を見おろし、その彼方にいさぎよい形で立った磐梯山を眺めたが、これほど気高く美しい磐梯は初めてであった。"

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磐梯山も"気高く美しい"姿を魅せています。

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大将旗山へと続く稜線です。

中央の大将旗山を挟んで左奥に那須連峰。右に大戸岳&小野岳などの山々が確認できます。

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安積平野を俯瞰します。

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東吾妻周辺と安達太良山です。

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山頂からの眺望を堪能し、同じルートで駐車場へと戻りました。

今回のGPSログです。

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筆者

福島特派員

bill

福島県出身&在住。自然が好きで、四季折々の美しい景色を求め東奔西走しています。

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