万葉集にも詠われた歴史ある里山「額取山」
郡山市逢瀬町にある額取山(ひたいとりやま)へ行って来ました。
福島県のほぼ中央部に位置し、別名「安積山」とも呼ばれています。
万葉集にも詠われた歴史のある山で、その名は、八幡太郎義家が元服の儀で額髪を剃ったことに由来するそうです。
日本百名山の著者「深田久弥」もこの地を訪れ、その眺望を称賛しています。
駐車場へと向かう途中、額取山を主峰とする安積アルプスを見上げます。
(左のピークが最高峰の大将旗山。額取山は中央右寄りのピーク)
今回は、滝の弘法清水前から山頂をピストン。
先ずは駐車場から暫し車道を歩きます。
右奥に目指す額取山の頂を望みます。
滝登山口の入口です。
無雪期なら、ここまで車で入ることができるようです。
しっかりと残るトレースに沿ってツボ足で進みます。
やや腐りはじめた雪に近付く春を感じます^^;
最初の急登を過ぎ、熱海ルートとの分岐点へ。
左に折れ、更に高度を上げて行きます。
雑木林に囲まれた尾根道に入ると、木々の合間から遠くの山々が見え始めます。
灌木帯へと入り、一気に視界が開けます。
山頂手前の小ピークから額取山の頂です。
山頂到着です。
山頂は東西に広く、東側に柱票や一等三角点、西側にケルンがあります。
磐梯山と猪苗代湖の全景です。遠く、飯豊山も見えています。
~深田久弥「日本百名山」(磐梯山の項)より~
"猪苗代湖の一大円鏡を見おろし、その彼方にいさぎよい形で立った磐梯山を眺めたが、これほど気高く美しい磐梯は初めてであった。"
磐梯山も"気高く美しい"姿を魅せています。
大将旗山へと続く稜線です。
中央の大将旗山を挟んで左奥に那須連峰。右に大戸岳&小野岳などの山々が確認できます。
安積平野を俯瞰します。
東吾妻周辺と安達太良山です。
山頂からの眺望を堪能し、同じルートで駐車場へと戻りました。
今回のGPSログです。
筆者
福島特派員
bill
福島県出身&在住。自然が好きで、四季折々の美しい景色を求め東奔西走しています。
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