磐梯山固有種を求めて初夏の磐梯山へ!(火口原&天狗岩お花畑編)

公開日 : 2018年06月07日
最終更新 :
筆者 : bill

初夏の磐梯山へ行って来ました。

2月以来となる今回は、磐梯山のみに咲く花「バンダイクワガタ」が一番の目的です。

裏磐梯スキー場を起点に火口原コースを登って稜線を辿り、ピークを踏んで裏磐梯コースを下ります。

センターハウス前から望む磐梯山

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ゲレンデ内にある銅沼方向との分岐を真っ直ぐ進み、火口原コースへ。

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やや鬱蒼としていますが、登山道そのものは以前よりハッキリとしていました。

裏磐梯コースらしく、噴火による岩なだれの痕跡が至る所に見受けられます。

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大きなシダ類等に囲まれながら、暫し樹林帯を進みます。

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幾つか、沼の脇を通り抜けます。

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火口原の手前で、流れ山と呼ばれる小高い丘を超えて行きます。

途中で、荒々しい火口壁を望みます。

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流れ山は、大小様々な岩と程よい間隔の樹木が心地良く、どこか庭園の様な雰囲気も感じられます。

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流れ山を過ぎ、岩がゴロゴロとした火口原へと至ります。

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火口原から火口壁の急登部分へと続きます。

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稜線手前から、目的のバンダイクワガタがその可憐な姿を魅せてくれます。

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磐梯山のみに自生する希少種「バンダイクワガタ」は、青紫色の可憐な花が特徴的なクワガタソウの一種で、草丈は約10~30㎝。

岩場や砂礫地等で多く見られ、花期は例年6~7月となります。

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稜線へ到着です。

正面に見える山頂を目指して進みます。

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稜線からの眺望です。(櫛ヶ峰)

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火口原と桧原湖

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天狗岩(左)から続く火口壁

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櫛ヶ峰から続く稜線の先に、吾妻連峰

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稜線上にも多くのバンダイクワガタが咲いていました。

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途中の天狗岩付近にあるお花畑の主役は、ミヤマキンバイです。

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水場(黄金清水)を過ぎ、さらに進みます。

ここまでに見掛けた花々を幾つか↓

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~ 山頂~銅沼&下山編へと続きます ~

筆者

福島特派員

bill

福島県出身&在住。自然が好きで、四季折々の美しい景色を求め東奔西走しています。

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