磐梯山固有種を求めて初夏の磐梯山へ!(火口原&天狗岩お花畑編)
初夏の磐梯山へ行って来ました。
2月以来となる今回は、磐梯山のみに咲く花「バンダイクワガタ」が一番の目的です。
裏磐梯スキー場を起点に火口原コースを登って稜線を辿り、ピークを踏んで裏磐梯コースを下ります。
センターハウス前から望む磐梯山
ゲレンデ内にある銅沼方向との分岐を真っ直ぐ進み、火口原コースへ。
やや鬱蒼としていますが、登山道そのものは以前よりハッキリとしていました。
裏磐梯コースらしく、噴火による岩なだれの痕跡が至る所に見受けられます。
大きなシダ類等に囲まれながら、暫し樹林帯を進みます。
幾つか、沼の脇を通り抜けます。
火口原の手前で、流れ山と呼ばれる小高い丘を超えて行きます。
途中で、荒々しい火口壁を望みます。
流れ山は、大小様々な岩と程よい間隔の樹木が心地良く、どこか庭園の様な雰囲気も感じられます。
流れ山を過ぎ、岩がゴロゴロとした火口原へと至ります。
火口原から火口壁の急登部分へと続きます。
稜線手前から、目的のバンダイクワガタがその可憐な姿を魅せてくれます。
磐梯山のみに自生する希少種「バンダイクワガタ」は、青紫色の可憐な花が特徴的なクワガタソウの一種で、草丈は約10~30㎝。
岩場や砂礫地等で多く見られ、花期は例年6~7月となります。
稜線へ到着です。
正面に見える山頂を目指して進みます。
稜線からの眺望です。(櫛ヶ峰)
火口原と桧原湖
天狗岩(左)から続く火口壁
櫛ヶ峰から続く稜線の先に、吾妻連峰
稜線上にも多くのバンダイクワガタが咲いていました。
途中の天狗岩付近にあるお花畑の主役は、ミヤマキンバイです。
水場(黄金清水)を過ぎ、さらに進みます。
ここまでに見掛けた花々を幾つか↓
~ 山頂~銅沼&下山編へと続きます ~
筆者
福島特派員
bill
福島県出身&在住。自然が好きで、四季折々の美しい景色を求め東奔西走しています。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。